【BLCD感想】キューピッドに落雷（2018年／鈴丸みんた／下野紘×増田俊樹）
当て書きか？と思うほどキャストがピッタリ。
発表時、下野さんがBL新規？！しかも攻め？！という驚きはあった。
増田俊樹が思いのほか低音。
女子のキンキン声とアホ発言は、まあ…許容範囲。
原因がDVでなくとも、本人が気にしていなくても、初対面でいきなり傷の原因を聞くのは失礼だし、見たままを口にする子供のようだし、好きな人のことが知りたいから傷の話を聞いてくれという依頼も、恋の情報屋？も…何もかもが幼稚で全く共感できないが…
下野さんへの好感度と物珍しさだけで聞くわけです。
と思うが…バスケが終わり「あおせんぱーい」と泣きつくあたりで心は折れる。
小学生女児向けかな…。
とはいえそれは原作の問題で、声優に非はない。むしろ好演していると思う。
どちらもキャラにピッタリなので。
この鬱陶しい役をプリティーキュートに演じられる下野さんのお人柄よ…。
海でシャワーに連れ込む増田俊樹は男前でよかったですね。
Hの仕方を調べるくだりの下野さん「実際どうなの先輩～？」
思わずフフッと笑ってしまうほど。コメディエンヌの才能がある！！
絡みは思ったほどショタ攻め×男前受けという感じでもなく…
警戒していた下野さんの高音んああああ！！！！喘ぎはなかったのですが、
増田さんのほうが呻き声みたいで、色気はなかったですね。
1回目は攻めが暴発してFO、2回目も攻めの鼻血でFO。
最後は、甘い雰囲気の流れで始まったので期待したが…
「やばい、ほんとかわいい。Hのときは世界一、いや宇宙一かわいい」と言われている先輩のかわいさをもう少し増田さんが声で表現してくれたら、ドラマCDとしてはよかったかなーという気がいたします。
全体的にはテンポ良く、ストレスなく聞けた。
さらっと軽く明るい話。
キャストファンが場面ごとの演技を楽しむ用としては、悪くない。