【BLCD感想】さよならアルファ(市梨きみ/村瀬歩+佐藤拓也/小野友樹×佐藤拓也) | twilight

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【BLCD感想】さよならアルファ(2018年/市梨きみ/村瀬歩+佐藤拓也/小野友樹×佐藤拓也)

小学生αと高校生Ωが運命の番だったら?という話。
村瀬さんの小学生は凄いとしか言いようがない。
いたいけ!!犯罪感!!

予想外に佐藤さんの演技がギャグテイストで始まったけど、
一人でするシーンとのギャップが素晴らしいので結果的にありがとうございます。
相手が小学生であることの葛藤も程好く描かれる。

「さよなら、俺のアルファ」が印象的に響き、その余韻の中で訪れる11年後…
おのゆーさんが!さすが!
村瀬さんのピュア感を引き継いで、グッと大人っぽく男っぽくなった。

「お前が大人になるのをずっと待ってた…」
愛だ…。美しい愛だわ…。

最後に一度ある絡みは、
「暴力的なまでの衝動を…」
「ずっとはるかに抱かれたくて…」
いやー、結構なお点前で。
長いシーンでした。

「これから」を感じさせる甘い終わり。
幸せになってね。

特典ミニドラマ。
小学生村瀬3分+大学生おのゆー10分。
後者は絡みもある。
突然おのゆーがト書きを読み始めたかと思ったがw
小野さんのナレはここだけですね。
花火直前の「あ"あ"!!」みたいな佐藤さんの声がMVPでした。
おのゆーさんの「うん!」が子供時代のようで、
それも素晴らしかった。

総括。
3人とも、ずっと演技が素晴らしかった。
素やクセはあまり感じさせず、「役」に入っていた。
安定したキャストで聴くしっかりと内容がある話。
流れがスムーズなのもよかった。
わりとコミカルな部分が大半だけど、
シリアスなシーンや濡れ場とのメリハリがついているので、
後者を際立たせる作用はあった。