【BLCD感想】恋愛不行き届き(2018年/那木渡/古川慎×佐藤拓也) | twilight

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【BLCD感想】恋愛不行き届き(2018年/那木渡/古川慎×佐藤拓也)

原作未読。
大学演劇部の合宿で男女乱交。
女の喘ぎ声と「ホモ」連発。

受けはクロゼットゲイ。
「一度でいいから男としてみたい」
訥々としたモノローグと可愛い受け声のギャップ。
「奥に太いの…ちnpほしー…」
シリアス寄りだけど、発言のノリはこういう感じ。

好き嫌いが分かれるBLCDだと思う。
しかし佐藤さんと古川さんなので演技は安定だし、キャストの好感度で全然聴ける。
コミカルなシーンもさすがに巧い。
会話劇が楽しい。

攻めは不愛想なお坊ちゃん。
「男で抜いてたらホモになるのか?」
まあ…どうでしょうね…。
けど、お互いに相手と寝る妄想をしているので、両片想いですね?
「ノンケに抱かれたい」のパラドックスが成立する奇跡。

ノンケ×ゲイですが、本当に手を出された受けのほうが動揺する。
思い描いた理想を「恐怖」「レイプ」と表現しながらも、求めてしまう。
「付き合ってください」と言われて断る。
逃げて、3年後。
向き合っているようで、また逃げる。

反撃に出た古川さんの雄声が最高。
全てはこの為。
攻めもちnpを連発するのが気になる。
こういう淫語はなくていいかな。

再会後、受けがポエるのも気になる。
急にどうした。
作風がブレブレだぞ。
シリアスな声で言う「俺のケツの穴は一足先に大人になっていたのか」は笑う。
からの、コミカルになるのも…
よくわからない作風。
90年代のくだらないエロみたいな?

LGBT問題や家族関係を絡めてきますが、
当事者としては強要されたくないし、
共存にとって「話せばわかる」は諸悪の根源。

最後のいいシーンも「勢い余ってちnpで殺しかけたけど」
うーん。

特典トーク。
BLCD収録を「初日かつ千秋楽」と表現するのが言い得て妙。
「本編だけで台本90P」
古川さんの演技が後半ノッているのは聴いていてわかった。

総括。
ホモよりちnpが鬼門。