全国的に数を減らし、
各地で絶滅危惧種に指定される
幻の虫「オオクワガタ」
そんなオオクワガタも
昨今の環境変化で数を減らす前は、
比較的数の多い虫だったと記録されています。
所によっては他種を凌駕し、
圧倒的優占種として君臨していた地域も。
今となっては御伽話の世界ですが、
先生方と共に採集に行った際に、その片鱗を垣間見ることは何度かありました。
「やはり居るところには居る」
最近は近場で探索場所を選定する際、
「持続的な環境であること」を重視しています。
もちろん新ラベル地で何とか滑り込みの1頭絞り出すというのも非常に素晴らしいことです。
ただそれだとなかなか手持ちが増えず、
その後のアナザーストーリーが生まれない。
ある程度健全なサイクル下でのオオクワガタを観察し、その生態をもっと知りたいという想いが強くなりつつあります。
今回は地理的に当たりがついているエリアから多少ずらして、今も森が循環していそうな一帯を半日探索に。
一定の間隔で親木があって、樹種もさまざま。
空間とリンクした樹液帯があれば、こちらも飛び火しているかも?といった印象です。
程なくして遠目にオオが好みそうなテンプレ高所捲れのエサ木を発見👀
なかなか吸引力がありそうです🌪️
周辺には無数の材。
とりあえず樹液の真下にある倒木をチョンチョン🪓
考察通りに当たると本当面白い。
独り言が止まらなくなります。笑
他の材もパカパカ🪓
去年の夏は大盛況だったっぽいですね👀
面白い木見つけたなぁと再度木を眺めます。
こりゃ360°どっからでもご来店が望めそう👀
向こうの尾根筋も怪しいので移動します。
根っこから倒れたB級材👀
根部を確認するとノコにしてはちょっと雰囲気のある2齢痕が走ります。
追いかけるとプリっ。
んー、ケツが良いなぁ。笑
見間違ようの無い、色濃く特徴が出たオスでした。
こんなしょぼ材にも産むかぁー。
相当ここも濃そうです😳
そこからもう一尾根超えます。
こちら規模感的にはミニマムですが樹液が乱立👀
チェックするのに適した手頃な材は無いかなと見渡すと、とんでもない半枯れが…😂💦
もう食痕剥き出し。笑
ちょっと記録に挑戦したく、やっちゃいました💧
確かにめちゃくちゃ良い材ですが、
産みの多さにゾッとします😱
樹液の数と比例しますね💦
もう怖くて他の材叩けない🤢笑
夏に手をつけなければ、
安定するのがよく分かります。
昼までの採集で半日と短い時間でしたが、
古き良き時代にタイムスリップ?できました。
P.S.その後ごっそり虫をお渡し。
お返しの釣りたてサーモン美味しすぎました🥺