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本投稿は、世界一周77日間のクルーズの内、シンガポール〜東京～シンガポールの往復クルーズ（Back to Back）の一コマについてお伝えします。
今日は2023年9月27日、スペクトラムオブザシーズがシンガポールを出航して9日目、長崎入港、稲佐山の眺望に続き【長崎と島原のソウルフード特集】です。
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注）日本でいう「ソウルフード」とは心に刻まれた思い入れのある料理であり、
そこから派生して、伝統料理や郷土料理と同じ意味を持つ言葉として使われています。
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【Around the World in 77 days by air and sea】
(No.23 "Hatoshi" in Nagasaki and "Guzouni" in Shimabara)
Today is September 27, 2023, the day 9 since Spectrum of the Seas sailed from Singapore. Following our arrival in Port of Nagasaki,
we will be featuring Nagasaki and Shimabara soul food.
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Note: In Japan, "soul food" refers to food that is deeply engraved in one's heart, and from there the term has come to be used to mean the same thing as traditional or local cuisine.
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９年振りに友人夫妻と再会
【自宅で手作り料理も】
長崎には、私たちの親しい友人が居ます。
以前2015年4月にも、ロイヤルカリビアンのヴォイジャーオブザシーズでここ長崎に寄港しました。その際には大変お世話になりました。
更に今回2023年9月、再びロイヤルカリビアンのクルーズシップ、スペクトラムオブザシーズでここ長崎にやってきました。
友人ご夫婦には、長崎入港後、朝早くから、稲佐山はじめ、長崎市内のいろいろなところを案内してもらいました。そして、お昼ご飯として自宅にて手作りの料理をご馳走になりました。
ご馳走になった伝統的な郷土料理
いわゆる、ソウルフードをご紹介します。
それは、【長崎のハトシ】と【島原の具雑煮】です。
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まず最初は「長崎のハトシ」です。
ハトシとはどんな料理？
ハトシとは長崎県の名物郷土料理です。
エビのすり身を粘り気が出るまでこねて、食パンで挟み油で揚げます。
サクッとした食パンとプリッとしたエビの食感が特徴です。
すり身にしたエビは、旨み・風味が一段と強くなり、美味しさが倍増します。
エビのすり身以外にも野菜やチーズ、ひじきなどを混ぜてアレンジできるのも魅力です。
名前の由来
ハトシは、明治時代に現在の中国である「清国」から長崎に伝わった料理です。
中国語で「蝦（ハー）」はエビ、「多士（トーシー）」は食パンやトーストのことです。名のとおり「エビのパン」なので「ハトシ」と言う名前になったそうです。
DELISH KITCHEN HPより
「ガンバ」「ガネ」と並び称される島原郷土料理の代表格と言えます。
正月の雑煮は各地でいろいろと違いますが、島原地方の雑煮は具だくさんで、山の幸、海の幸がいっぱい盛り込まれていて、豊かな島原の産物を集大成化したようなものです。また、一説には、その考案者は一揆軍の総大将、天草四郎時貞、ともいわれています。
具雑煮は島原の乱の時、一揆軍の総大将であった天草四郎が、約3万7千人の信徒たちと籠城した際、具雑煮を炊き、栄養をとりながら約3ヶ月も戦ったと言われています。
材料は鶏肉、アナゴ、シロナ、レンコン、ゴボウ、凍り豆腐、椎茸、卵焼き、丸もち、春菊など十数種。まさに海の幸、山の幸の集大成です。 平成19年（2007）には、農林水産省の「農山漁村の鄕土料理百選」に卓袱（しっぽく）料理と並び選定されています。
島原市観光情報HPより
次に実際にご馳走してもらった料理をご紹介します。
Pic.01
左：長崎県の名物郷土料理「ハトシ」、友人の奥様手造りです。
採れたて新鮮エビをフードプロセッサーを駆使して練り上げています。
右：長崎県産天然魚のお造り８種盛り合わせ
とにかく超新鮮、魚市場で仕入れた朝獲りのお魚です。
Pic.02
島原郷土料理の代表格「具雑煮」、友人の奥様手造りです。
食材は、友人夫妻が島原まで足を運んで、具雑煮専門店で仕入れて来てくれました。
Pic.03
手前：長崎県産天然魚の超新鮮「お造り８種盛り合わせ」
上奥：深めのどんぶり鉢に盛り付けられた「具雑煮」
Pic.03
右：長崎のデザートはやっぱり「福砂屋のカステラ」
左：長崎のお茶は「長崎そのぎ茶」
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美味でした
お料理はすべて絶品、とても美味しかったです。日頃食べることが出来ない珍しい郷土料理や、これ以上新鮮なものはないほどのお刺身、そして地元名物のデザート等々、お腹一杯いただきました。
前回寄港時にも今回寄港時にも、友人ご夫妻には大変お世話になりました。
ありがとうございました。心から感謝いたします。
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最後までお読みいただ,きありがとうございました。
Thank you very much for reading to the end.
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