おとめ座銀河団の中にある2つの渦巻銀河が、今まさに衝突し始めたところのようです。
以前から、クローズアップで撮って見たいと思いながらも、果たせていなかった対象です。フォロワーさんたちの撮っておられるのに触発され、今回初めて狙いました。思ったよりも渦巻き構造がよくわかって嬉しいです。上の横向き渦のがNGC4567銀河で、下の斜め渦のがNGC4568銀河です。遠い将来、我々の天の川銀河と、アンドロメダ大銀河がぶつかると、「こんな風になるかも〜」といった雰囲気です。
かなりトリミングしたので、トリミング前の全景も供覧します。
やっぱり小さいですね。でも、撮って見て、予想してたより見栄えがした〜^^
備忘録: (以下、個人的な覚書 専門的な内容を含むので、綺麗な写真の鑑賞が目的の方はスルーしてね)
撮影データ:
AXP赤道儀 + ASIAIRPRO コントロール
鏡筒: ミューロン250CRS + RD CR 0.73x (焦点距離 1825mm F7.3)
ASI2600MM-pro (cooling -10℃)
オフアキシスオートガイド ASI174MMMini
Red、Green、 Blue gain 100、300秒、各 10、7、10コマ (RGB露出時間 135分間)
Lum gain 100 300sec 20コマ (Lum露出合計 100分間) 総露出合計 235分間
撮影: 2024年5月29日の夜 住宅地(自宅)にて
PixInsightにて主な現像(BlurXterminator,NoiseXTerminatorなども使用)、Photoshopにて調整
光軸調整の途上中、どんなもんかと、先月終わり頃に撮ってみた作品
まだ主鏡には手を入れてないが、副鏡の調整だけでもだいぶんマシになったか?
梅雨の間に、主鏡にも手を入れたいところだが。。。