元旦からの能登半島地震で、石川県ではかなりの被害のようです。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、 被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
少し離れた当地でもかなり揺れましたが、我が家では、仏壇の香炉がひっくり返った程度の被害で済みました。
今日の天体写真は、先月の秋の星雲撮影の隣で、長焦点望遠鏡セットにて撮影していたNGC2146銀河です。年末年始に現像しました。
きりん座にあるNGC2146銀河は、小さいけれども、ちょっと変わった形をしています。それでは、銀河をクローズアップしてみてみましょう。
渦状の腕が屈曲して、銀河の中心核の前に重なって見えています。一説によれば、近隣に未確認の銀河が存在し、その重力で腕が影響を受け、著しくゆがんだ銀河になってるのではないかと想像されていますが、真偽の程は...?
備忘録: (以下、個人的な覚書 専門的な内容を含むので、綺麗な写真の鑑賞が目的の方はスルーしてね)
撮影データ:
AXP赤道儀 + ASIAIRPRO コントロール
鏡筒: ミューロン250CRS + RD 0.73x (焦点距離 1850mm F7.3)
撮影カメラ: ASI2600MM-pro (cooling −10°℃、gain100、各コマ 300秒)
オフアキシスオートガイド ASI174MMMini
Lum 30コマ、 Red、Gre、Blu 各15コマ 総露出時間 375分
自宅にて撮影
PixInsightにて主な現像、Photoshopにて調整、NeatImage9 使用
月が出てから、Hα画像もある程度撮ってみたけれど、途中から電線に引っかかってしまった
比較的まともなコマを合成してみたが、DBPをかけると画像が破綻してしまう
紅プチプチを強調したかったけれども、今回は見送り〜^^;