もう、霰の降る寒い季節となってしまいました。11月後半からの新月期ではほとんど天体撮影できませんでしたが、11月初め頃に撮った天体写真の残りから供覧しましょう。
NGC891銀河は、アンドロメダ座のアルマクの3度ほど東で輝いているエッジオン銀河です。 ちょうど我々の天の川銀河系を真横から見た姿と似ているとされるので、 教科書やガイドブックにその例としてよく登場しています。 細長い紡錘形をしたその姿と、中央を走る暗黒帯が特徴的ですね。
かなりのトリミングをしたので、A版サイズに軽くトリミングした雰囲気もどうぞ。
住宅地撮影なのに、思ったより綺麗に撮れて、ニンマリです。
備忘録: (以下、個人的な覚書 専門的な内容を含むので、綺麗な写真の鑑賞が目的の方はスルーしてね)
撮影データ: アンドロメダ座のエッジオン銀河(NGC891)
AXP赤道儀 + ASIAIRPRO コントロール
鏡筒: ミューロン250CRS (直焦点距離 2500mm F10)
ASI2600MM-pro (gain 100、 cooling -10°℃)
オフアキシスオートガイド ASI174MMMini
L 180sec × 56コマ、 R、G、B 300sec × 各 10コマ (総露出時間 316分間)
2022年11月2日の夜 自宅にて
ステライメージ9、FlatAidePro、Photoshopで現像処理