コロナ禍を乗り越えることができます様に、祈っております。

皆様に幸あれ!

今年の干支にちなんで、おうし座のプレアデス星団画像(M45)を見直してみました。和名の 昴(すばる)の方が有名かな。肉眼でもよく見えて、いくつの星が見えるかと視力検査もどきの質問をされる方もおられます。視力低下が進んできたう〜☆彡には、自宅で眺めても、ぼんやり塊となって明るくなっている様にしか見えなくなってきました。望遠鏡で撮影すると、星団の明るい星に照らされた反射星雲が現れてきます。ご挨拶画像は、もう6年ほど前の遠征で、無改造デジイチにて撮影したものです。昨年自宅で試したものより、ずっと綺麗でした。夜空の暗さは大切ですね。

昨年11月の自宅撮影画像は、美味しいところをトリミングしてこの画像。

新しい機材ならもう少し写るかと期待しましたが、淡い分子雲を光害のある住宅地で求めることは叶いません。

頑張ってカブリを除去しようと試行錯誤を繰り返しましたが、トリミングなしでは

カブリが目立つ画像になってしまって、これ以上のあぶり出しは諦めた次第です。まあ、光害地での1時間にも満たない総露出時間なので、比較的明るい反射星雲でもこんなものですね。

昨年12月は、お天気に恵まれずに、一度も撮影できませんでした。冬の日本海側は、鉛色の雲空に覆われています。年越し寒波で、平野部の当地でも、大晦日からは家ごと庭には新雪が積もっています。年が明けての今朝も、雪が降ったり止んだりですが、2階の窓からは、車の轍が黒く見えています。これなら、職場から急な呼び出しがあっても大丈夫そう。コロナ禍の中、おうちで家族と過ごす令和3年が静かに始まりました。はやく、社会的にCOVID-19を乗り越えてほしいものです。

 

今年はいくつの自己満足画像を手に入れることが出来るかな?

応援して頂いている皆様と一緒に、たくさんの夜空の画像を楽しみたいので、この拙ページへのご訪問を、本年もよろしくお願い申し上げます m(._.)m

 

 

備忘録: (以下、個人的な覚書)

ピント合わせにも試行錯誤中の撮影で、EAFを使って、フィルター交換を繰り返して自動撮影したもの。

フィルター毎にピント位置のオフセット設定をしたつもりだったけど、思ったピント位置にならなかった。最初の撮影以外は同じ様にピントが狂う様なので、バックラッシ対策がうまくできていないのだろうと思う。この辺をうまく使いこなせれば、もう少し安易に撮影できそうなのに残念。

 

今回の撮影データ:

FSQ106EDP + RD0.73×(焦点距離 385mm) + AXP赤道儀

ZWO EAF にてピント調整 APT (Astro Photography Tool) 3.8 コントロール

QHY OAG + QHY5L-IIM PHD2 guiding  ディザリング

QHY600PH  (gain 26、 cooling -20℃)

L、R、G、B 300sec × 各9、2、2、3コマ (総露出時間  51分間)

2020年11月16日の夜 自宅庭にて

ステライメージ8で現像  キャノンDPP4 で色調調整追加とトリミング