梅雨の真っ只中にも関わらず、DSD時間ずっと快晴の天気予報を発見して、昨夜は急遽遠征を決行しました。あれも撮りたい、これも撮りたいと期待に心震わせての現地到着時は、全く星も見えない曇り空。自粛緩和の影響か、たくさんの星空ファンの皆さんがおられました。天気予報を信じて長焦点鏡筒を設置していると、一時的に北から天頂付近で星空が見えてきました。でも、その後は雲が湧き上がってくるようで、少し星が見え始めたり、曇ってきたりを繰り返しました。移動や帰途につかれる方々が多い中、日付が変わっても状況は好転せず、合流した師匠もお帰りに。せっかく設置した望遠鏡なので、見える星空の一部でもと撮影訓練しながら粘っていたら、1時過ぎから満天の星がやって来ました。
撮影詳細:
Canon EF 8-15 Fisheye(焦点距離 15mm F4)
Canon EOS KissX2(改)
光害カットフィルター(Astronomik CLS)+ ソフトフィルター(Lee No.3)
ISO1600 30秒
キャノン DPP4 トーンカーブ編集など調整して現像
低空には雲が残っていますが、昇り立つ夏の天の川を久しぶりに目の当たりにしました。中心部付近は、肉眼でも淡く黄金色に見えるほど。(ナトリウムライトの影響だったりして?) 写真に撮ると、10年以上前のカメラで、ダーグ処理もフラット処理もしていない1枚撮りで、これだけ写る星空でした。
天頂から北天の天の川も澄んだ光を放っており、よく大迫力で堪能できました。対角魚眼で撮影すると、
撮影詳細:
Canon EF 8-15 Fisheye(焦点距離 8mm F4)
ほかは同じ
天の川の向きに合わせたら、上が北から少し東に傾いてしまいましたが、お許しを。南から北へ伸びる天の川の全景を独り占めしてしまいました。
1時間あまりの暗い夜空で、撮影も試みましたが、慌てて撮ると、設定ミスしてしまいますね。こちらは期待せずに、梅雨の間の反省材料にしてみます。