2月24日、日曜の夜にも星が見えたので、1月に1コマ撮って終わったM95系外銀河を庭で再度挑戦しました。

撮影データ:

ミューロン250CRS(直焦点 2500mm) + AXP赤道儀

オートガイド ZWO OAG + ASI224MC + PHD2 guiding 

ASI294MC-Pro -20℃ gain 390   サイトロン Quad BP Filter

APT (Astro Photography Tool) 3.5

300sec × 30コマ  (総露出時間 150分間)

2019年2月24日の夜   自宅庭にて  

ステライメージ8 と キャノン DPP4 で現像トリミング

 

M95は棒渦巻銀河で、特徴的な見栄えが印象的です。系外銀河には、いろいろな形があって面白いですね。光害が強い自宅庭の南方向ではありますが、天気予報を参考に、月が高く昇る前まで、その日のうちに終了としました。透明度が低かったためか、ご覧の程度の出来です。花粉飛散やシーイングが良くないことなどで、長焦点撮影では、もやっとした画質になってしまいます。それを強引に強調処理するから、画素が荒くなってしまいます。それ以外にも、普通にダーク、フラット処理して淡い部分を強調してみたら、いろんなノイズが現れてしまいました\(//∇//)\  

ノートリミングで撮影向きの画像です

ダーク減算したのに、アンプノイズ(右端上)が盛大に輝いてます。まるで輝星のよう。中央下にはゴミの影がドーナツ状になってるし、右下には、ゴミが少し動いて、ドーナツの浮き彫りみたいな影までうっすらと現れてます。ダークデータはゲインも露出時間も冷却温度も揃えたはずなのに、なんで消えない? 再度現像し直しても同じでした。原因を判別できないのでは、まだまだ未熟者の烙印確定ですね。仕方がないので、ノイズが目立たないような処理を心がげて作ったのがトップ画像。背景ノイズが気になる方は、画面を少し暗くして鑑賞してもらうとあまり気にならなく...ならないか...(涙

 

【追記】 (3月31日)

ダーグ減算の失敗原因がわかったので、再現像しました。トリミングなし画像を提示するので比較ください。

アンプノイズは消えましたが、主対象のコントラストをアップさせようとすると、ゴミの影や、色むらが強調されてきます。やっぱり、細部まで丁寧に撮影しないといけませんね。トップ画像も北を上にして更新しておきます。