今年は雪の少ない雪国で、2月下旬の晴れ間を生かして、春の銀河などの撮影をいくつか試しました。最初にアップするのは、しし座にある M105 系外銀河。右寄りの一番明るい丸いのが M105です。

 

撮影データ:

ミューロン250CRS(直焦点 2500mm) + AXP赤道儀

オートガイド ZWO OAG + ASI224MC + PHD2 guiding 

ASI294MC-Pro -20℃ gain 390   サイトロン Quad BP Filter

APT (Astro Photography Tool) 3.5

180sec × 98コマ  (総露出時間 294分間)

2019年2月23日の夜 下弦前の月が昇ってから 自宅庭にて  

ステライメージ8 と キャノン DPP4 で現像トリミング

 

しし座のもう1つのトリオを形成する3つの中の1つである M105 の近くには、さらに2つの系外銀河があって、トリオになってます。左上にある楕円銀河は NGC3384 で、左下にある淡い模様がわかるのが NGC3389 です。M105 そのものには腕もない球形で単調な形ですが、トリオ内のトリオと考えると感慨深いです。

 

あれこれしていたら、貴重な晴れ間に月が昇ってしまいました。翌日は仕事なので、南中後に朝まで放置して撮影。月夜にしてはよく写ったと思いますが、真ん中下にゴミが写っていました。後日フラットを撮る前に動いてしまったようで、消えませんでした。その後の撮影タイトルにもゴミが残っていて、一時的にショック状態に。。。 カブリも残っていますが、画像処理で消す元気が残ってません(爆