6月も7月も、新月期はお天気が悪く、ストレスが溜まりますね
大きな月がありますが、今朝は惑星状星雲を庭撮りしてみました。
夜になっても気温が30度近くあって、CMOS冷却も−3度がやっとでした。
環状星雲(Ring Nebula 、M57、NGC 6720)
撮影データ:
R200SS + コレクターPH 焦点距離 760mm F3.8
ASI1600MM-Cool -3℃ gain 139
L 60sec × 30枚 RBG 各60sec × 8枚 (総露出時間54分間)
50mm/f4 鏡筒 + Superstar オートガイダー
ステライメージ8などで現像してかなりトリミング
リング星雲とか、ドーナツ星雲などとも呼ばれる、こと座にある惑星状星雲です。 星雲の中心に白色矮星があり、そこから数千年前に放出されたリング部分のガスが、白色矮星からの紫外線を受けて輝いているそうです。
小さいですが、明るいので月夜でも様になります。
等倍表示すると、星が流れているのがバレてしまいますね(汗
亜鈴状星雲(Dumbbell Nebula、M27、NGC6853)
撮影データ:
R200SS + コレクターPH 焦点距離 760mm F3.8
ASI1600MM-Cool -3℃ gain 300
L 30sec × 43枚 RBG 各30sec × 14枚 (総露出時間42.5分間)
50mm/f4 鏡筒 + Superstar オートガイダー
ステライメージ8などで現像してトリミング
亜鈴状星雲は、最初に見つかった惑星状星雲で、上の環状星雲の5倍を超える視直径を持っています。こぎつね座(夏の大三角形の真ん中付近)にあります。
撮影を始めようとしたら雲の塊が通過して、予定の撮影時間を確保できないので、
枚数を増やしてノイズを低減するため、冷却CMOSのゲインを上げて撮って見ました。少し荒い画質になりますが、十分使えそうです^^
2ヶ月以上も天体望遠鏡セットを活用できず、使い方も忘れそうでしたが、
大き目の惑星状星雲は、近くの月明かりにも負けずに写ってくれました。
冷やし中華 料理の仕方をもっと研究できそうです。

