LRGBの迷宮に入り込んでも、だんだん月が小さくなってきます。

まだお天気が今ひとつで、もうすぐ梅雨の季節になっていますが、皆様、ご健勝にお過ごしでしょうか?  

 

なんとか、体調は保っておりますので、あれこれと画像処理を試してみました。

先日、モノクロームでご報告しました、回転花火銀河です。

撮影データ: 

R200SS + コレクターPH 焦点距離 760mm F3.8 

ASI1600MM-Cool 0℃ gain 139

L 180sec × 18枚  R 180sec × 8枚 G 180sec × 7枚 B 180sec × 6枚 (総露出時間 117分間)

50mm/f4 鏡筒 + Superstar オートガイダー 

ステライメージ7などで現像してトリミング

 

RGB合成を、単純なフラット処理で行うと、中心部と周辺部の色ズレがかなり目立つことは確認できました。KissX2などのカラーセンサーと同じだ〜。自動調整では、カラーセンサーの時と結果に変わりが出ないのは当然と、今頃分かった次第です。

 

人間の目は、輝度変化には敏感で、色の変化よりも重要だとの諸家の教えを思い出し、RBGの色を控えめにしてみたら、周辺との色むらがあまり気にならない画像ができました。それでも、色むらが目立つので、思いっきり弱い光を切り捨てて、初級者らしい背景が暗〜い画像にしてみました。

ご参考までに、トリミングなしの画像も公開しておきます。

やはり、今後の精進が重要なようです。