リチャード・マークス 「Right Here Waiting」
アルバム「Repeat Offender」1990年
ピアノ:C.J.ヴァンストン
この曲は、ピアノを習い始めた1年目、3曲目の課題曲。
1曲目の、ビートルズ「Let It Be」と、2曲目は、
まぁ言ってみればコード弾き。
その次のこの曲は、左手も少し動くベース音、右手は単音のメロディ。
新たなチャレンジ。
左手と右手の違う動き。
なかなかできない。もどかしい。
思い通りに動かない、
片方の手につられて勝手に動くもう片方の手。
しまいには笑いがこみあげてくる。
決してふざけているわけじゃありません。
まじめに練習してますって。
思い通りにはいかないんだけど、
それでも「おぉぉぉ、ピアノ弾いてる感あり」ってなもんで嬉しかったな。
ピアノ習って丸4年たって、もう1回やってみたら、
同じ箇所でつまづいてやんの。
でもあのときより早く修正できるようになった。
そしてこの曲で、テンションコードを教わった。
add9だの、sus4だの、(11th)だの。
独学でギターやってたときは、ただコードフォームを追っかけただけで、
その意味もわかってなかった。
コードのしくみを教わって「へぇ~、なるほど」ってなもん。
それに鍵盤だと、ギターの指板よりも分かりやすい。
さてこのRight Here Waiting。
ピアノは、C.J.ヴァンストンっていう人らしい。
今回のコピーを機に調べて知った。
音楽プロデューサー、ソングライター、キーボード奏者で、
リンゴ・スターや、ジョー・コッカー、
そして、ティナ・ターナーや、プリンス、
それから、スティーヴ・ルカサーと、TOTOなどなど
ほか多数の有名ミュージシャンのサポートをしているとのこと。
曲の中では、ガット・ギターも鳴っていて、
ソロパートもガット・ギター。
ピアノレッスンの中で、
「譜面にある基本コードを、転回も考えてadd9にしてみましょう」
っていうことを先生から言われた(みたい)。
自分は、何を間違ったか、
「ギターソロの部分を(ピアノは鳴ってないので)考えてみましょう」
と言われたと思い込んだ。
そのとき考えたソロパートは一部分だけは頭に残ってたけど、ほぼ忘れた。
けど、練習しているうちに、ハタと蘇った。
ってなわけで、ソロ部分は、自分のアレンジ(なんて大そうなモンじゃないけど)。
今回、記録できてよかった。
しかし丸4年たっても、まだまだヘタっぴだな。
これでも上手くはなったんだけどね。