父の料理

父が亡くなって、25年

ほぼ、僕と同年齢


小さな会社の社長で、仕事が大好きだった。

美味しいものが好きで、外食に連れて行ってくれたし、孫(僕の子供たち)たちにはけっこう高級な料理店にも連れて行った。


しかし、家事は全く出来ない人だった。


そんな父の唯一の料理

すき焼き

ただし、牛肉は父が買ってきたが、その他の材料は全て母が準備していた。


お肉を焼いて、砂糖をかけ、醤油をかける。割り下を使わない関西式の焼き方だった。


牛肉と、その香りにワクワクした。

今の朝ドラのように、「ちむどんどん」した。


こんなことを思い出しながら、


すき焼き


を作るよ


すき焼きといっても、焼きながらでなく、 調理してしまうすき煮。



  材料(ちょっと変わってるよ)

牛肉 150g 高級肉でなく、切り落とし

長ネギ 1.5本 斜め切り

セロリ 0.5本 斜め切り

セリ 5本 適当な長さに切る

お麩 10個 水で戻して絞っておく

ゴボウ 10cm 斜め薄切り

油揚げ 半分

  味付け

割り下

醤油 大サジ 2

みりん 大サジ 2

酒 大サジ 2

砂糖 小サジ2

  作り方

フライパンに、油脂を溶かします。

お肉を、ピンポン玉くらい入れて、焦げるくらい焼いた後、ゴボウを一緒に炒めます。

お肉をほぐしながらいれます。

そして、長ネギ、セロリ、麩をいれます。

割り下を入れて、お肉を混ぜながら焼きます。

肉に火が通りはじめたら、お湯を半カップほどいれ、2分ほど煮こみます。

最後にセリを入れてできあがり。


  評価

高級肉ではありませんが、

肉も柔らかく、おいしいです。

甘辛のゴボウ、油揚げもおいしいです。

豆腐でもいいですが、すき焼きのお麩、これがおいしいんです。


お肉料理なので、 副菜も

キュウリの酢の物
口がさっぱりします。