子どもたちが本当にそれがしたいのか。やりたいのか。
見極める方法は簡単です。
『お腹が空いたらご飯を食べたいから食べる。』
それと全く同じで、言葉ではなく心で感じたもの・決めたものであれば、自ずと行動に現れます。
今はインターネットの時代。
医者や弁護士になりたいのであれば、どうしたらなれるのか。どの学校へ行くべきなのか。
そして、今何をするべきなのかの答えは、多かれ少なかれ『本人の意思』で見つけようとするはずです。
そして、その道がみえれば『自ずと』そのための行動を起こすはずです。
この行動が見えるか見えないか。
それが一つの見極めポイントだと言えます。
ここで、この『本来子どもが自分でするべきこと』に親が介入してしまうと、いつの間にか子ども自身が作るべき道を、親が作ってしまうことになりかねません。
『◯◯したらどう?』や『それなら◯◯しないとダメじゃない?』などのアドバイスがそうです。
特に、性格が優しい子や自己主張が苦手な子の場合、これらのアドバイスに対して、『自分の思いを主張をする』ということがなかなかできず、親のアドバイスを全面的に受け入れてしまう傾向が強いので、どうしても決定権や自己判断を親に譲渡してしまうことが多くなってしまい、結果、自分ではなく親が決めた道を歩むことになりかねません。
このことは、子どもが「やりたい」や「なりたい」を言葉にはしたものの、まだ心の底では迷っているという場合も同様です。
ですから、親はアドバイスをするよりも、子どもの夢を共有する場・機会をできるだけ多くもち、『何か手伝える事はない?』『失敗しても支えてあげるから大丈夫だよ』といった、子どもにとって『自分の後ろには見守ってくれるサポーターがいる』という安心感を持たせた方が、子どもが自分で道を作るための良い環境づくりになります。
これは決して甘やかすということではありません。
昔は、子ども自らがが情報を得るという環境はほぼ皆無でした。だからこそ親や教師が必死になり、子どものために何を「しなければならないか」を考え、動く必要がありました。そして親の持ってくるそれらの情報を元に、子どもたちは指示・アドバイスを受けながら将来への道を築く時代でした。
ですが、今は子ども自身が色々な情報を即座に得られる時代です。
そして、良い学校へ行って良い会社に入ることが前提の私たち親が過ごしてきた時代とは全く常識が異なる時代です。
強い子にしたければ、自分の道を自分の力で切り開くことが必要です。
その意味では『親が介入しすぎてはいけない時代』と言ってもいいかもしれません。
宿題を出さなければ勉強しない。
こわい先生だから宿題をやる。
勉強しなさいと言わなければやらない。
のであれば、まだ本当のやりたいこと・なりたいものは見つかっていないのかもしれません。もしくはそのなりたいものは『心で感じているもの』ではなく『言葉だけのもの』かもしれません。もしくは『まだ迷っている』のかもしれません。
『まだ小学生だから・中学生だから』という思いもあるかもしれませんが、夢は1つである必要も、途中で変えてはいけないものでもありません。
子どもたちには、『ただ歩くのではなく目標に向かって歩く』という土台が必要なのです。