いえ『今』子どもたちに必要なのは、『10年先を見通す力』だと思います。
私も含め、1970年代までの生まれの人は、頑張って勉強していい学校に行けばいい会社に入れて、良い社会人生活が迎えられることを、肌身で知っていました。
そう、バブルが崩壊するまでは。
でも、今は10年先がぼんやりしていて見えないので、将来から逆算した時の『今』の動機付けが曖昧なのです。
勉強すること自体は今も昔も変わらず大事。
ただ、勉強した結果が何に繋がっているのかが良く分からない。
だからこそ、『何のために』がなければ、本来辿り着くべき場所と大きく離れたところに着地してしまいかねないと思います。
普段の生活でもそうですが、目的地までの道を間違えて何キロも進んでしまった後で、道を間違えていた事を知り、正しい道まで戻るのは簡単に言えば『しんどい』ですよね。
しかもこれが『人生のやり直し』であれば尚更のこと。
さらに、人生の場合は時間を遡ることは出来ません。
10年後、自分はどんな世の中でどんな事をしているのか。
そして、したいのか。
こればっかりは、どれだけ数学の勉強をしたところで答えは出てきません。
10年後、20年後の自分を考える機会を、是非ご家庭で作ってみてください。