よく生きるルールなど 2 | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

自分は何を実現させたいか。を考え続けること!

なんて言いつつも、話しかけてくれる人の口からは、
「自分が何をしたいのか、わからないんですよ。結局」

30代、40代の人がそうやって迷っています。

だから、考え続けるんですよ!

そう思いつつも、「今」を必死で生きている人に
考える余裕なんて生まれない。

何の解決にもならないとしても・・・
ふと思うことがあります。

自分にできることの範囲で、
目の前や周辺にいる人、たった一人の人のために
どれだけ真剣に何かをすることができるか。

「これをすることで、喜んでくれる人がいる」
そこにどれだけ思いを馳せることができるか?

誰にも愛されなくても、誰かを愛することができるように。
誰にも評価されなくても、
人々の笑顔を想像しながら、できることはある。


ゴミを拾うことなのかもしれない。
笑顔で挨拶することなのかもしれない。
欲しがっていたものの、情報を調べて教えてあげることかもしれない。

手つかずだった所をきれいにしてあげることかもしれない。

答えはすぐには返ってこない。
すぐに帰ってくる答えには、偽りがまじっていたりもする。

できないことは、できない。
すぐに結論のでないことばかり要求され
そんなことばかり希望すれば、
人はまいってしまう。

明日、火星にいってこい!
できっこない時間的制約の中に
エネルギーを使いすぎないでほしい。

一人を笑顔にする。
ひとつのことをやり始めてみる。
今日できる精一杯を思い浮かべて、
一歩だけ動いてみる。

世界でたったひとりの自分が
世界でたったひとつの頭を使って、
世界でたったひとつの決断と行動をする。

雪合戦の球にしかみえなかった小さな玉が、
ある大きさを越えた時、雪だるまの胴体に見え始めるように、

ある瞬間に何かが変わり始めるのです。