夢と「私」の存在(プラス新年の挨拶) | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

GFコーチング高橋祐紀です。

自分の子ども、親戚の子ども達などと
お正月を過ごしつつ、
今朝、頭の中に浮かんできたことは・・・。

目を閉じる。耳をふさぐ。
全部まとめて、五感を閉ざすと表現してみます。

もしも、世界中の人が五感を閉ざしてしまったら、
誰も「私」に気づかない。
そして、私が五感を閉ざしたら、
この世の中が存在しているのか、どうかさえ
本当にはわからない。

怪しげな哲学的な言葉を並べてしまいました。
ごめんなさい。
それでも、続けてしまいます。

何もかも幻想なのかな。
私も誰かの夢の一部なのかな。

私が蝶になって飛んでいる夢を見ているのか、
蝶が人間の私になっている夢を見ているのか、

そんなことを考えた荘子さんという人がいた。

「私ここにいるんですけど」
誰も返事しなければ、あなたの心は何を感じていくのだろう。

「私、頑張ってこんなもの、創ってみたんですけど」
誰も反応しなければ、何もかも無意味に思えてくる。



今、あなたの閉ざされていた五感が解放されて、
目の前に一人の人を感じることができたら、
その一人の人が、あなたに微笑みかけて、
そしてあなたが微笑んでみたくなったとしたら、

世界って、そこから始まるんだろうな、
そんなことを思います。

お互いに
「ここにいてね」
「ここにいてもいいかしら」
そんな関係。

そして、自然に
「あなたのために、何か私にできることはあるかしら」
嬉しそうに、そんな言葉が発せられて。


世界中の人が五感を解放していく。
あなたが太鼓を鳴らせば、
誰もが振り向く。
そんな世界がスタートする。

あなたが微笑みかければ、
たくさんの人が微笑み返してくれる。
そんな世界がスタートする。

あなたの外にある世界は
あなたの内側の心が
意味をつけながら作り出す世界でもある。

五感を解放しなければ、存在さえ確認できない。


新しい年が始まります。
そして、
延々と続く日々に
素敵な意味を見つけながら、
たくさんの人に微笑みプレゼントしてあげてください。

本年もよろしくお願いいたします。(微笑み)

                        ゆうき