ゲームの中の壁に向かう気持ち | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

こんにちは 群馬藤岡GFコーチング 高橋祐紀です。

年末、新たに知り合った人達との忘年会へ参加すると、
新しく知り合った人からの、新しい言葉にもたくさん出会います。

 やすらぐ言葉。
 厳しい言葉。

(やすらいだり、厳しさを感じたりするのは、あくまでも自分の
中で起きた感情をもとにして、自分が意味づけしたものです)

言葉をいただき、思います。

「自分は、ありのままの現実をどれだけまっすぐに見ているだろうか」

そして、

「ありのままを直視できている時に得られる感覚は、どんな感覚だろう」と。

    *
 一歩進む。景色が変わる。自分自身を見る角度も変わる。
新しい自分がいて、そこには新しい問題が現れます。

 ふと、以前に友人から一晩だけ借りたテレビゲームを
朝までやっていたことを思い出しました。

 クリアできないステージを何十回となく興奮した気持ちで
挑戦し続け、クリアした先に待っているのは、更に難易度を増した
ステージ。

 壁を乗り越えるプロセスを、ワクワクした気持ちで楽しむ自分。
その先にさらに高くなっていく壁があることを知っていても。

 ゲームの世界にはない、人間関係などのわずらわしさが
現実の世界にはあるかもしれません。
 
 とはいえ、逆に、ゲームでは味わえない
素敵なものが、現実の世界にはあるかもしれません。

 ゲームの中の壁は楽しく挑戦するためにあり、
現実の中の壁は厳しく逃げだしたくなるような壁。


 壁をいくつも乗り越えたその先の、ずっと先に、
人との心のつながりや豊かさを見ることができれば、

そして、それが自分の幸せな気持ちに近いものだったりしたら、

現実世界の壁を越えるというプロセスは、
ゲームよりもさらに楽しい
プロセスになっていくのかもしれません。