魅力のない話の危険信号 | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

こんにちは 群馬藤岡 GFコーチング 高橋祐紀です。

人と話をしていて、話がおもしろくないと思う時、
そこに共通した原因があることを感じます。

「おもしろくない」という言葉は極めて主観的な言葉ですが、
「僕の中でおもしろくないという感情が起きた時」、そこに
どんな現実が潜んでいる可能性があるかということについて
いくつかの経験からお伝えします。

まず、僕がおもしろくないと感じる話とは、

表面的な話。皮相的な話。感情の伴わない話。
価値観や情熱の入り込んでいない話。
そんな類の話かなと思います。

そして、そんな話の中に潜む共通するものは、

話す技術が稚拙であるということではなくて、

 「話の中にあなたの(本当の)姿が見えない」

と感じさせる何かなのかもしれないということです。

結論を言うと、

「話に魅力がない」と僕が感じる時、そこには原因があり、それは
その相手が

 「深く大きな問題を抱えている」 または
 「大きな問題になる原因を心の奥に抱え込んでいる」
 「話の中に登場するのとは全く別なあなたがいて、
   アンタッチャブルな世界にその人を閉じ込めてしまっていて
   あなたは違う自分を演じ続けなければならなくなっている」

人達だったりするということです。

 *  *  *

「聞く」、「受けとめる」技術として、

1.相手の話を耳を澄ませて聞き、

2.さらに相手の表情やしぐさや声の変化から
 相手のいわんとしていることを察知し、

3.そして、さらに、話を聞きながら、

 自分の感情がどう動いたかを観察し、

 その原因を知る必要を感じます。

多くの人が様々なできごとの中で
何かを抑圧していたり、
目をそむけて、他のことに置き換えたり、
心の中に閉じ込めた自分を持っていたり
します。

前へ進むために自分を解放することが
必要な時

それをサポートするのが
コーチの仕事の一つと考えます。

* * *

笑顔で過ごしていれば、人生は明るくなります。
そして、いつか
心の奥からわき出るような笑顔でいられる日が来るでしょう。

たくさんの人の笑顔を思い浮かべつつ。
                          高橋祐紀