こんにちは。
あなたは他人を動かす!というとどんなことを思いますか?
洗脳? マインドコントロール? 悪徳商法? 他人を動かすなんて考えてはダメ? そんなことはできない? あるいは、大ぴらには言えないけど内心、他人を動かせたらな・・・ などなど、色々と思われたかなと思います。
そんな、何やら恐ろしいことでなくても、たとえば、ビジネスシーンで上司が部下に仕事を依頼するというような場面もあれば、営業でお客様にご購入頂く場面、他にも、セミナー・研修などで、受講生に行動変容を促す、恋愛で相手を振り向かせる、子供・旦那?^^に言うこときかせる・・・などなど、日常色々な場面で、もう少し上手くできたらなと思うことは誰しもあるのではないかと思います。
そして、それらは普通のことであり、決して悪いことではなし、そう思うことが悪い感情であるということはないと、私は思います。そのためのノウハウ本もいくつも出版されてますね。このブログでも以前に少し書かせて頂きました。
しかし、何か、相手を支配して、自分の思い通りに行動しようとか、支配しようなどと考えてしまうと、それは少々危険な考えたかもしれません。あくまで相手を想い、相手との良好な関係性の中で、相手に効果的に影響を与える、そんな関わり方があるのではないかと私は思っております。
ご存知ないかを探す方が難しいのではないかと思いますが、イソップ童話の「北風と太陽」の話です。


この童話でいうところの「太陽」としての関わりこそが、他人に対する影響力の与え方ではないかと私は思います。ちなみに、この童話で太陽が勝のは2回戦目で、実は1回戦目は北風が勝利しており、この童話が意味するところは、私たちが知っていることと別であるという説があるようですが、ここでは本題ではないので割愛します。ご興味がある方はネットなどで調べて見てください。
私が皆様にお伝えしたい(皆様と考えてみたい)ことは、北風のようになって、一生懸命、力一杯に風を吹き付けていると疲れませんか?ということです。相手をなんとか動かしたいと、努力すればするほど、寧ろ結果は違う方向に・・・そんな経験を何度もしていると疲弊してしまいますよね。
ビジネスより恋愛話の方が共感して頂きやすいかなと思うのですが、相手を追って、追って、追って、なんとかお付き合いしたいと努力すればするほど、相手は引いてしまう、そんな経験を繰り返すと疲れ切って、もう、自分には無理、彼氏(彼女)なんていらないとなってしまうかもしれません。
恋愛以外でもそうですが、そうやって他人をコントロールしようとするあまり上手くいかないという経験を繰り返すうちに、他人に対して無関心になる。「どうせ他人は他人、自分とは違う」と、他人に対して無関心にってしまう。これも寂しいことだと私は思います。
本来、人間は、他の人(や環境)から影響を受ける、あるいは誰か(環境)に影響を与える、その相互作用の中で成長していくものだと私は思っています。ですから他人に影響を与えたいと思うことは健全なことであり、それがなくなれば、芸術も本もスポーツも成り立たなくなってしまうのでないでしょうか。もしスポーツが競技をする人たちがだけが楽しむものであるとしたら、他人は関係なく、あくまで自分のタイムの更新だけに注目して、他の人と競争すること自体もしないとしたら、いかかでしょうか?
ライバルに影響を与え、見る人を感動させる、一流のスポーツ選手は、自身の記録だけではなくて、そんなところも考えているのではないかと思います。(やらせとは違います^^)
整理すると、他人を動かす、これ自体は決して悪い考えではなく、動かし動かされつつ、周囲との相互作用の中で人は成長していくものである。他人は他人と無関心になることの方が恐ろしいと私は思います。そして効果的に相手に影響を与える(促す)方法はあると思います。ただし、あくまで「促す」とう考えが大事です。決めるのは本人です。このことを忘れて、相手を支配しようとするれば・・・自分が疲弊するか、相手との関係性を破滅させるか、いずれにせよ好ましい結果にはならないと思います。ですので、「太陽」のような関わりが大切である、私はそう思います。太陽のような関わりとは、相手を受容し、共感しながらも、時折、相手に考えてもらうような(内省を促すような)問いかけをするということです。詳しい方法について、また別の機会にお話できればと思っています。

