東大に入る!正攻法以外の方法

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大学院進学への予備校

時期的に、予備校の広告を目にすることが多くなりましたね。大学院の入試に関しても、実は予備校があるんです。ご存知でしたか?


以前、大学院外部入学の方へのアンケートを掲載しました。その中で、実は掲載を見送った項目があります。それは、「大学院入試に向けて予備校などに通いましたか?」というものです。

なぜ見送ったのかというと、実はすべての方の回答が No だったからなのです。
ただ、もちろん東京大学の大学院に外部入学されるかたがたすべてを調査したら、中には予備校に通っていたという方もいらっしゃることでしょう。


近年、大学院入学はかなり一般化してきたことで、大学入試のように、勉強すべきこと、というメソッドがかなり確立されてきました。これは東京大学も、特に修士においては例外ではありません。

そのため、過去問題を当たってご自分で傾向と対策を練ることも重要ですが、もっと確実な手として、予備校に通うという選択肢も、年を経るにつれ、メジャーな選択肢になってくることだろうと思います。


春になり、そろそろ大学院進学についての方向も決める時期になってきました。その中で、まずは予備校の門を叩いてみることも考えてみてはいかがでしょうか。

研究生で入る その2

通常(日本人にとっての)研究生というと、大学をすでに卒業している人で、何らかの理由で大学に在籍する人を対象とした、いわば経歴に空白の期間をなくすための対策、と言い切ってしまったら失礼なんでしょうが、少なくとも普通の学生にはあまり縁がないものだとは思います。


ただ、ここはちょっと様相が違います。

ここの名称は教育部、となっていますが、つまりは研究科付きの研究生のことです。

学際情報学府、というと、その研究科の歴史はあまりないのですが、この教育部は、前身が社会情報研究所といって、その前は新聞研とも呼ばれていました。なので、歴史としてはそんなに浅くはないものがあります。
その内容は、ジャーナリストをめざす学生や、社会情報、マス・コミュニケーション及びジャーナリズム、学際情報の分野に関心をもつ学生を対象として教育指導を行っているというものです。

受験資格として、大学2年生に進学見込みの人から受験することができます。もちろんすでに卒業している人でも、現在社会人の人でも受験することが可能です。合格後は、正式に研究生として東京大学の学生になります。

就学年数は2年で、必要分の単位を取得することで、修了証書が授与されます。
基本的に授業のみで、ゼミ等はありませんが、先生方と個人的なコミュニケーションをとるなどといったことはもちろん可能です。


実際に、この教育部の研究生として外部の人がどの程度入学しているのかというと、もちろん年度によって差はあるのでしょうが、半分程度は外部の方が入学しているようです。そういう意味で、外部の方も気兼ねなく入学しやすい環境ではあると思います。


さて、この研究生の利点は、まず、授業料が安いことです。通常の学生の3分の1程度の学費で東京大学の学生になることができます。

また、この教育部の特徴として、大学の教員だけでなく、外部からの講師を積極的に招聘しているので、多彩な授業を受講できるというのもメリットとして挙げられます。ジャーナリズムや、メディアリテラシーの一線の方もいらっしゃいますから、興味のある方にはもってこいの講師陣かと思います。

欠点としては、これは仕方がないのですが、正式な学歴にならないということでしょう。経歴に書けないわけではないのでしょうが、課程を修了した際にもらえる修了証明書は、特に学位を授与するようなものではありません。


入試は2段階で、一次が筆記で、英語と基礎教養の2科目です。2005年度の入試は2月24日に一次が行われたようです。毎年この時期に行われています。

英語は和訳中心です。基礎教養というと幅が広そうですが、簡単に説明するならば語句説明を数百字でするものと、小論文です。内容はマスメディア論などが多いようです。

二次は面接試験です。ここは、研究内容のプレゼンテーションというようなものではなく、純粋に面接になります。これは一次試験の合格者のみに課されます。


ここで重要なのは、この研究生の入試には、内部の学生も多数受験するということです。そのため、決して入試を突破することは簡単ではありません。ただ、事前に準備するべきものの負担は、院の入試などに比べて、大きなものではないため、受験するという行為は比較的簡単にできるとはいえます。もし興味があるないようでしたら、受験することは大変オススメです。

研究生で入る その1

○○大学研究生、という肩書きを見たことありませんか?
この肩書きはあまり一般的ではないかもしれませんが、大学の研究室のホームページなどを見ると、研究室の構成員紹介などのところで見ることができるかもしれません。


研究生というのは、扱い的には学生の位置なのです。
ということは、どうにかしたら研究生という形で大学に入ることができるということなのです。どうしたらよいのでしょうか?


東京大学大学院理学系研究科のページを見てみると、研究生の入学資格に関して、このような記述があります。

研究事項を定め、指導教官のもとで研究に従事しようと する人で、次の各号の1の該当者は、本学部において 支障がないと認めたときに限り、教授会の議を経て、研究生 として入学を許可することができます。

1. 本学の卒業者
2. 前号と同等以上の学力があると認められる人

(抜粋)


これはつまりどういうことかというと、当該研究科の研究生に関しては、次年度の修士・博士入学を考えている人がその対象となるか、大学を卒業したものの、何らかの理由で在籍することを求められている場合、ということが入学の前提条件になっているようです。

これに従い外部から研究生として入学することを考えると、事前に研究室を訪問するなりして、研究室とコネクションを持ち、次年度の大学院入学を前提に、研究生として登録してもらう、ということで入学することが可能なようです。


しかし、このままではあまり一般的に入学できる方法ということは到底できません。ただ、研究科が違えばその扱いも変わってくるようです。もっと広く入学できる方法を、次回は取り上げます。

健康って、大変

読者の方に教えていただいたのですが、このメルマガが結構面白かったのでご紹介します。

http://www.kencoh-bbs.com/

読むだけプチ整形、というタイトルですが、整形とは関係ないようです。
健康関連の話題や、病気の解説、健康になる食材の解説など、結構盛りだくさんな内容でした。やっぱり何をするにも体が資本、健康に気をつけて、この冬を乗り切りましょう!春はもうすぐそこです。

公開講座を受講する 連続講義編

公開講座の連続講義、というと、数回程度のものから、期間が1年ほどあるものまであります。


これらに共通することは、まず有料であることが多いこと。料金的には、数千円から数万円といったところです。そして、講義を修了したあとに、ある一定以上の要件を満たしている場合、何かしらの修学証明書のようなものが発行される場合が多いことです。

この証明書に関して、もちろん特に履歴書に明示できるようなものではないのでしょうが、期間がある程度長い公開講座の連続講義を受講したのであれば、履歴書にちょっとしたワンポイントとして書いてあることもよくあるようです。東京大学○○学部にて○○を修める、といったような形でしょうか。

証明書発行の要件に関しては、出席率と、場合によってはテストなどの結果によるものが多いようです。


さて、実際に連続講義の形を取っている公開講座にはどのようなものがあるのでしょうか。


例えば、これです。この公開講座は、春と秋の年2回行われており、歴史的にもかなり長い間続けられています。内容は様々ですが、主として5回ほどの講義で、そのうち3回受講すると、修了書を発行してくれるようです。

この公開講座の利点は、絶対的に定員が多いことです。800人が定員なので、たぶんオーバーすることはないでしょう。希望すれば受講できるような形になるはずです。

それと、これはあまり興味を持つ人はいないかもしれませんが、安田講堂の中には入れるのも利点かもしれません。通常、安田講堂は公開されていないので、こういう機会でもないと中を見ることは出来ないんですね。


長い期間の公開講座、というと、これがよい例でしょう。リンク先の、専門講座(公開)、というところを見てみてください。

これは、1年間の期間で、週1回、2コマの授業が開講されています。なかには東大生限定の講義もあるようですが、概ね外部の人にも有料で公開されています。

この公開講座の利点は、かなりしっかりした教育プログラムが組まれているので、この分野を学ぼうとしている方には大変いい環境が提供されるということでしょう。実際、この公開講座は、毎年かなり人気になっているようです。また、この公開講座も、所定の要件を満たした場合、修了証明書が発行されます。

ただ、このような長い期間になる場合、どうしても参加を続けるのは難しくなることがあるかもしれません。この公開講座の場合、特に週1回2コマ(計3時間)の授業が入っているので、社会人の方が参加するのはなかなか厳しいものがあると思います。


単発、連続と、公開講座には種類があり、それぞれ利点がありますので、特に内容を吟味して、興味があるものにはどんどん参加をしてみることがいいと思います。情報は、各研究科や研究所などのホームページに記載されているものを参考にしてみてください。
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