お客様は奴隷です。
奈良県橿原市で、出産間近の妊婦が救急車で搬送中、いくつもの病院に受け入れを断られ、そして、救急車が軽自動車と衝突、女性は流産しました。
衝突と流産の因果関係は明らかではありませんが、出産には、元々、危険性が伴いとのことです。
起こるべくして起こってしまった流産であるとするなら、受け入れを拒否した病院は胸をなでおろしていることでしょう。
もし、受け入れて流産されたら、訴えられる可能性が極めて大きいからです。事実、昨今、うったえられる産婦人科医が増えています。
そうしたことが理由の一つとなって、産婦人科のなり手が減少の一途を辿っているようです。
明らかに医師がミスを犯したり、誠意のない医療行為を行っているならいざしらず、全力を尽くしても、結果が思わしくないと、なんでもかんでも訴えるというのはいかがなものでしょう。
結果、不利益を被るのは妊婦自身です。自分達が、あまりにも身勝手なことを主張し、そのつけがまわってきているのです。
決して医者の肩をもつわけではありませんが、医者だって神様でない以上、緊急の場合、全力を尽くしてもなお、助からない場合、諦めるしかないでしょう。
あまりにも権利を振り回し、そして、正義面をし、被害者であるかのように振舞うさまには大いに疑問を感じます。
これは、あくまで一例にすぎませんが、他にもたくさんあります。
ついには、それを逆手に取られて、様々な規制をうけることになりなねません。国民の権利を制限したり、教育に愛国心を導入しようとしている動きも、その一つです。
権利や自由は、深追いするほど逃げていきます。
お客様は神様なんかではありません。お客が、サービスを提供する側に神様を要求しているのです。
行き着く先は、不自由極まりない奴隷です。