昨年、ロンドンオリンピック開催直前にコメントを色々と致しました。
今回は、今あらゆるニュースで取り上げられている問題。
レスリングを五輪での実施が確定する「中核競技」25競技から除外するというもの。
勿論私は大反対な訳でありますが、ただ単に一競技が日本にとって
メダルの期待が出来るからとかではありません。
以前、私はプロスポーツ選手のオリンピック参加には反対とコメントしました。
それは、オリンピックの原点からは逸脱しているからです。
今回、レスリングを協議からはずすという考え。
IOCの面々は、そもそもレスリングと言う物がどういうものなのか
分かっているのでしょうか。
そして同時にオリンピックと言うものが分かっているのでしょうか。
レスリングの起源は紀元前3000年と言われています。
そして古代オリンピックの人気競技でありました。
つまりレスリングは、世界最古のスポーツであると同時に
格闘技というものが人間の本能であるということでもあるのです。
それに格闘技の中では非常に安全性も高いのです。
それだけにスポーツの原点であり、
その精神がオリンピックを形成してきたとも言えるのです。
オリンピック自体が妙な方向に動き出したのは間違いなく
ロサンゼルスオリンピックからです。
オリンピックとは本来
アマチュアリズムを基本とした平和の祭典
のはずでした。
しかし、ロスから商業主義へと変わって行き、色々な面でお金の力が必要となってきました。
そうなると当然権益が生じます。
権益が生まれると根回しがはびこります。
今回、レスリングがこのような事態になったのは協会がIOCに対して
何のロビー活動もしてこなかったためだと報道されています。
しかし、そのような事が本当に必要ならそれこそが問題だと私は考えます。
そもそも競技を増やす分には何等異議はありませんが、
何故減らさないといけないのか。
それに開催国を決める際にも、なぜ招致活動が必要なのか。
また、過去に開催した国がなぜまた立候補できるのか。
私はオリンピックは平等に各地を回りその必要な資金は全世界から集める。
開催国が先行投資をしてその後の経済効果に期待するような流れは反対です。
国対国ではなく、世界を一つとして考えてまとめるのが平和の祭典ではないでしょうか。