鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占い(コイン占い）を使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。
個性とか自分らしさとかって人生がうまくいってる人からよく聞く言葉です。
だから、多くの人は「個性的」に生きようとしたり、「自分」を持って生きようとします。
そうすることで、人生が好転して今の苦しさから抜け出せるのでは無いかと思うのです。
確かに、これは半分正解です。
僕もセッションの時によくお話しますが、人生がうなく行かない理由の一つは「本質の自分」で生きていなからです。こんな時に起こるトラブルはその「本質」に気づかせるためのものだつたりします。
ただ、このお話には一つ落とし穴があります。
それは、その「本質」とか「自分らしさ」というやつを見誤っている人が多いのです。
どこかで、「個性」とかいいながらその求めているものは「正解」だったりするんです。
この正解というのは「誰か」の正解です。
「本で読んだ誰か」「ネットで発言している誰か」「TVで活躍している誰か」「講演会で話している誰か」「歴史で名前を残した誰か」・・・・・・
彼らの言葉や教えや生き方は確かに勉強になり、参考にもなり新たなことを発見できたりもします。
でもそれってどこまで行っても「誰か」なんですよ。
憧れることは良いんですよ。リスペクトも必要です。
憧れの存在や感銘を受けた存在のマネをするのもいいでしょう。
でも、それは「誰か」でしかありません。
僕も昔、よく別の人に口調や考え方が「似ている」って言われることがあったんです。
その似ているのは当時、「凄いな～」って思っている人だったりします。
僕の素質は他人軸が強いので「人に合わせる」が強いので、ある意味で誰かを真似るがとても上手かったりしてその人になりきっていたりする瞬間もあったりします。
でも、それは一時で段々と本来の自分に戻っていき、その相手の考え方などを「自分の解釈」に変化させて行って取り込みます。
自分そのものを変えるのではなくて、自分らしくだとこの人の「考え方」や「やり方」はどうすれば良いのだろうと考えるんです。
あくまでも「主」は自分らしさなんです。
ただ、自分らしさや個性が大切だからと言っても、「自分以外」を見ない人は本当の意味での「自分」には気がつけません。
例えば、自分は「身長が高いのか？低いのか？」。
これは他人がいなければ決まりません。
地球上に自分しかいなければ高いか低いかはわかりませんし意味がありません。
「自分は自分なのだから関係ない」って言うのもありますが、少なくとも人々の中での「高い」「低い」というのは存在して、それを基準に世の中はできているんですからそれに対して自分はどうなのかを知っておく必要はあるんです。
ここで、必要ないのは「高いから正しい」「低いから間違い」がないだけです。
有利、不利は必ずあります。
多くの人が自分の本当の自分らしさを見つけれなかったりするのは、他をいろいろと見ていない事もあるんです。
一方で、その「他の誰か」を正解にしてしまって自分を不正解にしてしまうって弊害もあります。
何かの分野で凄く秀でている人を見た時に、それとは違う自分を「不正解」と思ってしまいその秀でている人になろうとします。
そんな時は、その不正解の自分では「ダメな存在」にしか思えないんですね。
でも、その秀でた存在が自分の本当の自分らしさとは違うのであれば、そこには完全にはなれないしそもそもなれたとしても「幸せ」を感じれないのです。
多くの人は「これが正解」というのを外から教え込まれてしまっています。
さっき、「本当の自分らしさを見つけれないのはいろいろと見ていないから」と言いましたが、その意味は自分と違うものを見ることも大切ですが、多くの人の言う「正解」ではない自分らしさの人も多くいる事を見るってことが一番の目的なんです。
人間って弱い生き物です。
「他人に惑わされずに自分だけをみつめて」
これは確かに正しいのですが、それができる人はそもそも「自分らしさ」なんてことで悩みません。
この事を悩んでいる時点で「自分だけを」なんてできないんです。
これを言うのは背の高い人が低い人に「なぜここに届かないの？」って言っているようなものです。
だったら、まずは相手との身長差を比べてみて、あとはそこに届くことが本当に自分が自分らしく生きた時に望んでいることかを見極めて必要なら、「身長を高くする」のではなくて「高く飛ぶ」と言う自分らしさを手に入れればよいのです。
必要ないと思うのなら自分らしさを活かせれる全く別の望みを持てばよいわけです。
僕がよく僕独自の人の「持って生まれた素質」をみるパーソナル心理学のお話をする時に、素質は「何をする」ではなくて「どうやってやる」を決めるって事をお話するのはこの部分につながるんです。
自分らしさっていうのは、長年、人を見て思うのはどうやらこの「持って生まれた素質」で生きているときのようなんです。
これは、多くの人を見て人生がうまくいっている人ほど、その人の持って生まれた素質の通りになっているからです。
素質からくる自分らしさを変えるのではなく、その自分らしさを使ったやり方で自分のやりたいことをやっているそれが「自分らしく生きる」ではないのかなって思います。
「持って生まれた素質」に興味ある人はこのブログでも過去にいろいろ書いていますが、こちらのブログではそれを中心に書いていますのでよかったら読んでみてください。
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