鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占い(コイン占い)を使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。

 

話題になってる人や気になる人を僕の「パーソナル心理学」で分析する「生まれ日の呪縛」シリーズです。

今回は、桂田精一社長です。
動画(音声のみ)での解説もありますのでそちらも合わせて聞いてみてください。
https://youtu.be/uvrfszZ6PMQ

名前だけだと「だれ?」ってなるかもしれませんが、知床半島の沖合で観光船が遭難した事故の運航会社「知床遊覧船」の社長です。

この人、安全対策を怠ったりコスト削減の為にベテランの従業員を解雇したり、関係者への対応の態度の悪さや記者会見での責任回避など多くの犠牲者が出ているのにその態度が非難されています。

一般人の場合はなかなか生年月日が見つけれないのですが、早い段階で見つかったのでいろいろと伝わってくる行動や言動を「持って生まれた素質」から解説していきたいと思います。

まずは、初めて読まれる人向けに「パーソナル心理学って何?」って思われると思うのでちょっとだけ説明すると~

これは生年月日から持って生まれた「素質」ってのを導き出して、行動や言動、思考などを分析するものです。
「占い?」って思われるかもしれませんが、全く関係ないわけではありません。

素質のタイプを出したりするベースになっているのはいろいろな占い(占星術)です。
違うのは、「なぜそうするのか」とかって解釈の部分と分類の仕方が僕が20年以上の間仕事などで人に関わってきた経験を当てはめて作ってるって事です。

長年、人を見てきていると「人は素質の通りに動いている」としか思えないのです。

それと、これも毎回書きますがあくまでも生年月日と報道などでの情報を元にこれを書いています。もちろんですが、この方と僕は会ったことも話したこともありません。

セッションなどのように直接お話しながらの分析とは精度がどうしても落ちてしまいますので、あくまでもパーソナル心理学的にはという事で「事実」かどうかはわかりません。


この桂田精一社長ですが、どうやらお父さんは地元の名士で多くの宿泊施設の経営や町議なども務めた人のようですね。

そして数年前にそのお父さんの経営していた宿泊施設の社長にいきなり主任し、今回の遊覧船の会社も多角経営を進めるために買収したようで経営だけでなく海や船に関しては全くのど素人だったようです。

よくある田舎のお金と権力を持った親を持つボンボンが会社を経営してやらかすって典型的なパターンではありますが、今回は多くの人の命が犠牲になっていますから「やらかした」では済まされません。

この人の「持って生まれた素質」ですが、特徴的なのはまずとっても「自分軸」が強いって事です。

自分軸が強いと「人に左右されない」とか「信念を貫く」っていい面も持っていますが、自己中で人の気持ちに共感できない人にもなりやすいんです。

僕のパーソナル心理学では2つの素質を組み合わせて288パターンで見るのですが、この人はその2つの素質が全く同じなんです。

これは凄く珍しいわけではありませんが、決して多いわけでもありません。

この2つが同じに組み合わせはどの素質の組み合わせでも頑固で他人のことがわからない人になりやすいのですが、その素質自体が自分軸の強いタイプですからさっき書いた自己中な部分が非常に強くなってしまいます。

この組み合わせだと自分軸もですが、非常に論理思考が強いので「共感」とか「情緒」というものはほとんど理解できないと思います。

そして自分軸の強さから「他人の考え」とか「自分と他人は違う」と言う発想も難しいと思います。

以前、この人と同じ組み合わせの人が「自分と違う考えの人は嘘を付いている」と思っていたと言っていましたが、その理由は「自分以外」という発想がができないので「自分と違う考えをする」なんて人はあり得ないと思っていたんだそうです。

それぐらい「他人」というのを理解するのが苦手です。

それでいて、権力者の息子として育ったら自己中以外の何ものでもない人になります。


昔、知り合いの建設会社の社長が自分の息子に会社を継がせるために、とても厳しく息子さんに接しておられました。

「なぜ、そこまで厳しくするんです?」と聞いたら、「どんなに厳しくしても、それでも恵まれているんです。そしてどんなに頑張っても親の七光りと言われるんです。だから、人の何倍も苦労して初めて他の人と同じ一人前になれるんです」と言われました。

凄く息子さん思いのそして自分の会社の将来をしっかり考えておられる立派な社長さんでした。

そのぐらい厳しくしてやっと「普通の人」だっていうのに、何の経験もないのにいきなり代表取締役社長って・・・・しかもホテルを4つを父親からいきなり継ぐって・・・

これだけでも、ブラック企業まっしぐらですよね・・・・


この人の素質のもう一つの大きな特徴は「非常にポジテイブで行動力がある」って事です。

この素質の人って実は「成功者」って言われる人に一番多い素質なんですよ。

素質的には経営者としては非常に向いています。
どちらかというと、自分で会社を起こして新しいことをどんどんやっていくタイプではありますが・・・

でも、「素質」がいくら向いていてもこんな環境ではね~

例えるなら「F-1を幼児が運転してる」ようなものです。

なまじ超高性能が故にF-1が最悪の凶器になります。

本来の行動力とポジテイブさは、いい加減さと思慮の浅さを生み出します。
ポジテイブが故にリスクを考えませんし結果が駄目でも反省しません。

結果的に無責任な人になりやすくなります。


僕みたいな超ネガテイブな素質だったら、この社長と同じ育ち方をして同じように遊覧船の会社を手に入れても、何かあった時が怖くて安全対策を疎かにとかリスクがあるのに出向なんて絶対しません。


この人って経営のど素人だから有名な経営コンサルタントがついていたようでう。

そのコンサルの過去のツイートで「桂田社長は経営のど素人だから私の指示をすべて『はい』と答えるので成功している」と言っています。

確かに、継いだホテルなどは黒字になったようですが、人件費の高いベテランの従業員を切って賃金の安いパートとアルバイトにして安全対策にもお金をけなければ、そりゃサルでも黒字にできるでしょ笑

この経営コンサルタントにコンサルされていた会社に務めていたって人のTweetとか多数出ていますが、典型的な「ポジテイブシンキング」「根性論」「無茶な事やったほうが偉い」「目先の数字を上げる事が全て」的な、20年以上前まではネットワークビジネスなどで違法スレスレで儲けている輩にとっても多い考え方。

このコンサルとこの社長が結びつくのはよくわかります。

こんなやり方をこの社長の素質はとっても大好きでしっくり来るんです。

この素質は「ポジテイブで思い立ったら即行動、結果や数字が全てで目に見えないもの数字に出来ないものは価値と感じない。結果は『今すぐ』必要でプロセスとか概念とか理念なんて関係なく結果の数字が出ればいい。」

だから、この素質の人は(特に本質が)成功者も多いんですが「儲けれれば人のことなんか」みたいな人も多いのです。


記者会見でのいろいろな発言が炎上していますが。

これ素質による部分も大きいのです。

例えば、悪天候が予想されるのに出向させた事で「天気図をちゃんとみたのか」って質問に対して、「見たが、自然のことだから天気図通りになるとは限らない」って答えて「天気図が悪い」みたいに聞こえて非難されています。

「お客が行きたがるから」みたいな事も言って非難されましたよね。

挙句の果てに今度は「クジラとぶつかった可能性も」とか言い出してます。

これは、このタイプが「本音軸」がとても強いので「事実」を言っているだけのつもりなんです。
確かに理屈では「絶対」の予報も予想もありません。
ましてや自然が相手ではどんなベテランの気象予報感でも100%は無いでしょう。

お金を払って遠方まで来たんだから「中止」はされたくないって思うお客さんがいるのも事実でしょう。

クジラとかの海洋生物にぶつかるってのもある話だと聞いたことがあります。

それは確かに「事実」です。

ただ、それをそこで言ったら駄目でしょってのがこのタイプにはわからないんです。

「保険が1人1億円でるから損害賠償の支払は大丈夫」って知り合いに言っていたとも言われていますが~
これも「事実」ではあるのと、情緒とか共感よりも『数字」とか「結果」って観点での考え方を優先する素質なので、今起こってる事も「数字上での結果的に損か得か」って事がこの人にとって優先順位が高いのです。


これ同じ素質の理由でよく炎上するのが麻生太郎さんです。
事実だからと炎上するようなことを平気で言ってしまいます。

この麻生さんと桂田社長の本質は同じ素質です。

身長が低い人に「事実」だからと気にせず「背が低いな」と言ったりしちゃうわけですよ。
この素質の人には「なんで?事実を言っただけだけど?」って感覚です。

そして、「それをこの場で言ったら駄目でしょ」って言うのも察せれません。

目に見えない感覚の部分は苦手なんですね。

でも、こんな事を今の状態で言ったら「言い訳」「責任逃れ」としか取られないんですよ。
そして仮にそうだとしてもベテランの船長を解雇にしたり、無線が使えないままだったり荒れる可能性のあるのに出向させたりした事実は変わりません。

ただ、この部分はいくら素質がそうでも普段からお客さんとか業者の人とかと接していたら、ある程度は自然と身につきます。

多分、この人は生まれた環境で「人に気を使う」なんて必要がなかったんでしょうね。
それに素質が合ってしまってるからこんな感じに仕上がってしまったんだと思います。


あと、そういう事を平気で言っちゃうのは非常にポジテイブだからでもあるんです。

ポジテイブが強い人って口が悪い人とか他人を傷つける事を平気で言っちゃう人が多いんです。
それは「これを言ったら相手が傷つくかな」「これは怒るだろうな」「相手が嫌な思いするな」っていうのは、全てネガティブな発想だからです。

ポジテイブが強いとそんなマイナスな発想は出てこないんですよ。

ポジテイブな事が持て囃されたりしますが、ポジテイブなだけの人は相手を傷つけたり相手に配慮しなかったり、リスクを考えなかったり考えが甘かったりすることが多いのです。

この強いポジテイブと強い自分軸の素質が組み合わさると、自分の欲求を優先しやすいので気に入らないと喧嘩っ早かったりすぐに怒るタイプになりやすく、若い時には特に「やんちゃ」なタイプにもなります。

なので、才能があったりしても暴力事件やトラブルを起こしやすい人にもなります。

本質の方の素質が同じ有名人では~

ビートたけし
市川海老蔵
木下ほうか
ひろゆき

なんて面々がいます。
なんとなく、キャラがわかりますよね。

この素質が2つ重なってるんで・・・・

そしてポジテイブなのに、なんで今はあんなにオロオロしているんだって思う人もいるかもしれませんね。

確かにポジテイブが強い人は何か失敗があっても、「大丈夫だよ」って直ぐに切り替えれます。

でも、ポジテイブが強い人ってとっても「逆境」に弱いんですよ。

「大丈夫」って思えるレベルなら強いんですが、ある一定のところからは非常に脆いです。

それはポジテイブが故に普段からリスクとか失敗を考えないので、想定が全くされていません。だから、心はノーガードな状態で予想もしないところから殴られているようなもんなんです。
ネガテイブな人は普段から失敗やリスクを最悪の事から考えていたりしますから、想定済みだったりガードを常に持ってたりします。

そしてポジテイブが強いのでネガテイブなことを考えませんから、ネガテイブな状態に耐性が無いんです。

言い換えたらネガテイブなことが起こってることに慣れてないんです。

今の状態ではどうやってもポジテイブな発想なんて出来ませんからね~
そんな頭の中がネガテイブだらけの状態なんて、たぶん生まれて初めてなんではないでしょうか?


今回の事は、素質が親とコンサルによって悪い方ばかりが強められた結果だと思います。

素質の話とは違いますが・・・
最近は、欧米型のビジネスのやり方を正しいとし過ぎているように思います。

「結果主義」「実力主義」「個人主義」

もちろん、良い部分もいっぱいあるので見習うべきところもありますし、従来の日本的なやり方が現代に合わない部分や欠点の部分もあります。

でも、今のビジネスの世界はその欧米型の表面の部分だけを真似ていて本質は抜けているように思うんです。

そして、現代はネットなどの世界が特にそうですが、悪い方には踏み出している人ほど短時間で稼げるようになっているところがあります。

完全に踏み出してしまえばアウトになるんですが、半歩よりは4分の3歩さらにもう少しとアウトまでどこまで近づけるかが短時間で少ない労力で大きなお金を手に入れる方法になっています。

迷惑系YouTuberなんてその典型ですよね。

少々、非難されようが捕まろうがそれによって話題になれば収入は増えるし、一度そうやって名前と顔が広まれば後は何をやっても儲かるって図式になっちゃってます。


日本って創業100年以上の会社が世界一多のです。世界の創業100年以上の会社の半分は日本にあるんです。
創業200年以上も日本がぶっちぎりでトップですし、世界最古の会社組織も日本にあります。

長く永続的に続くって言うには意味があります。
日本が世界で唯一の一度も国と王族が変わってないってのもあります。

会社の成長の仕方と衰退の仕方は同じスピードになるんだそうです。
そして成長が緩やかなほど安定期も長いんだそうです。

急激に成長させるいちばん簡単な方法はルールから逸脱すれば良いのです。

わかりやすいのが「詐欺」です。
一気に儲かりますが継続性はゼロに等しいです。

日本には「三方良し」とか「三方得」って言葉があります。

これは近江商人と言われた人たちの考え方です。
売り手と買い手が満足するのだけでなく社会や地域、周りの人々が喜んでこそ本物の商売って考え方です。

売り手っていうのは会社の利益だったり、経営者や株主たちの利益や満足です。
買い手って言うのはお客さんの事です。

この2つまではしている会社はあります。
でも、社会や地域、周りの人々ってのは少なくなります。
ここには「その会社で働く人」ってのも入ります。

桂田精一社長は3つどころか2つさえ出来てなかったって事になります。
でも、それは「それが正しい」と教えた人たちがいるってことと素質がそれを更に助長してしまったって事だと思います。


欧米型の考え方の「表面だけ」って書きましたが、確かに欧米の考え方は商売においては2つまでしかありません。

ですが、「ノブレス・オブリージュ」って考え方が個人にあります。

直訳すると「高貴さは義務を強制する」って意味なんですが、権力や財産や地位には「義務」が生じるって考え方です。

富や力を得たものは弱いものを助ける義務があるって教えです。

個人主義、結果主義、実力主義・・・・ってだけで、この部分は真似てないんですよね・・・ノブレス・オブリージュって考え方が大前提でのこれらのやり方だと思うんですが・・・・

そういえば、イギリスの慈善団体「チャリティーズ・エイド・ファンデーション」の発表では、「人助けとかチャリティー、ボランテイア」をする国の順位で日本は最下位なんだそうです。
ちなみに、ロシアや中国より下です。

周りの人のためや困った人の為は「義務」なんかにしなくても「権力や富」を持たなくても日本人は「そんなの当たり前」だったはずなんですが・・・・

「素質」が悪い方に出まくって「素質通り」での最悪の結果でもあるんですが、なんか「今の日本」の悪い部分の縮図にも思えます。

亡くなった方たちのご冥福と一刻も早く行方不明の人たちが家族の元に帰れることを祈っています。

 

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