鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占い(コイン占い)を使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。

 

最近、ネットでこんな記事を見たんですよ。

「ネガテイブ思考を抜け出すための立ち直り法」

ネガテイブからの脱出の方法が書かれているのですが・・・・

今回のブログは同じ内容で話している動画もありますので合わせてみてください。
https://youtu.be/xZIY8mfkhuw

僕はこれは「素質によってはできる人がいる」ってだけで、「そうでない素質」の人がやると「余計に病む」って思うんですよ。

そしてこれが「正しそうに見える」ことが多くの人を苦しめる原因にも思えるんですね。

以前はよく「ネガテイブ」に関して書いてたんですが、最近はあまり書いてないので久しぶりに書いてみようと思います。

先に言っておきますが、僕は「ネガテイブ」なのはOKって考えでむしろそのネガテイブが無いと幸せにはなれないと思ってるんですよ。

なので、「自分はネガテイブ」だって人はこの記事を読んで「ネガテイブOk」ってなって、僕のようにネガテイブな自分を楽しんでいるようになってもらえたらと思います。


問題なのはそのネガテイブの使い方と、この記事のうように「ネガテイブは悪」って刷り込みだと思っています。


さて、この記事の話に戻ると~

ここの中では失敗などをした時にその失敗の原因などを考えるのやめるようにと書いています。
確かに、済んだことをいくら考えれも変わらないのは確かではあるんですね。
なので、そのことで悩んでしまうのは困るんですよ。

今回の記事ではこの事をアドラー心理学での「勇気くじき」と話しています。

例えば仕事で失敗した部下に「なんで失敗したんだ」と変えることのできない「過去」を怒ってる状態がこれに当たります。

これは自分にもやってるとここでは書かれているんですね。

過去の失敗で「今回も失敗する」と思ってしまうことで、困難を乗り越えたり新しいことにチャレンジするっていうのができなくなる。

その「勇気がなくなる」って事らしいです。

この考え方を「原因論」ってらしいですね。


で~ここではこれを過去の失敗ではなくて「未来」に目を向けて「どうしたらよいんだろう」と思考する方が良いのだと書かれてるんですね。

ちなみにこの考えを「目的論」と言うそうです。

ここで多くの人が思うであろう疑問にも答えています。
失敗した時に「どうしてこうなった」ではなく未来を「どうしたらよいだろう」を考えるのでは、「失敗の原因を考えないから成長しない」って思うだろうけどネガテイブなまま原因を考えても答えは出ない。
まず未来の「目的」を考えてポジテイブになってから考えた方がうまくいく。

こんな感じなんですね。


これね~まあ、別に僕はアドアー心理学を否定する気はないんですよ。

でもね。

これ最大の問題が解決されてないんですよ。

このお話のタイトルって「ネガテイブ思考を抜け出すための立ち直り法」なんですよ。

確かにここで語っているように、「過去に執着」してもうまくいくものもうまくいなくなります。
考えても答えの出ないことを延々と考えるのは意味がありませんし、心の負担でしかないんですよ。


でも、これ例えるならこんな話に見えるんですよ。

地方から東京に行きたい。そしてできるだけ早く行きたい。
早く行くには飛行機がよいのだけどお金がないからバスで行ってる。

そんな人にこんなアドバイスしているように思うんですよ。

「バスでは10時間以上かかってしまう。だから、飛行機に乗るんだ!アドラー先生もそう言ってる」


この記事の中でこう言っています。
「まずは目的論で思考し、気持ちを切り替えてから原因を探るほうが効果的だ」


うん。
だ~か~ら~

その「切り替え方を教えろよ!!」

そこは自力でか?ググるのか?アドラーを拝めばいいのか笑


たとえ話で言ったら「お金がない」事が問題なのであって、そこを解決する必要があるんですよ。
なのに「飛行機が正しい」って言われても・・・・


「はいそうですか」ってできるなら誰も苦労しません。


そう思いません?

未来を思う「目的論」に切り替えなさいと言われても、勝手に「失敗」の過去を考えるんですよ。

そう言われたら一瞬は「未来」を思いますよ。
でも、すぐに失敗した事を考え始めます。

この手にの話に多くあるパターンで、結論としては正しいのかもしれませんがそこに至るプロセスがまるっきり抜けてます。

でも、こういう話ってできちゃう人もいるわけですよ。
そうしないとその話は広まりませんからね。

そして、そのできちゃう人はプロセスを説明しているつもりなんですが、できない側の人からは肝心なところが抜けているのでいつまで立ってもできません。

だけど、できちゃってる人はいるし結論としては正しそうだしってなるから、できない側の人は「自分はだめな人間」って自己肯定感を下げてしまいます。

できない側の人から見たら、目の前に美味しそうな料理があるんですが食べようとすると見えない壁があるような感じです。

これの理由は、僕がよくお話する「持って生まれた素質」なんです。

今回のお話ではですね~

人の持って生まれた素質には、「過去」に対して思考するタイプと「未来」に対しして思考するタイプの2つがいるんです。
過去のタイプは「ネガテイブ」で未来のタイプは「ポジテイブ」です。

ただ、素質の話の面倒なのは2つともに「強い」「弱い」ってのがあるんですよ。
単純に過去のタイプか未来のタイプかって真っ二つに別れるわけではないんです。

この部分が僕のパーソナル心理学の他のものと違う部分でもあるんですけどね~


これにプラスして育った環境ってのも影響します。
今回のお話で言うと、これを読んでできちゃう人は強い「未来」思考をするタイプです。

弱い未来思考のタイプでは、育った環境で否定される事が多いとその性質はとても弱くなってしまいます。


このお話では失敗した過去を考えるのではなくて、これからの未来で「どうしたよいんだろう」と切り替えれば良いと書いてあります。

そこか問題なんですよ。

「切り替える」

できます?

それ以前にする必要があります?

素質がどうあれ、未来への思考をしたほうが良いから自分を変えれば良い??

はい。はい。

それ散々やりました。

僕は素質的に言えば非常に強い「過去」へ思考するタイプです。

でも、今回のお話のように未来志向に切り替えて「失敗」ではなく、「成功するにはどうしたらよいか」を考えるように「切り替える」ようにしました。

結果どうなったか・・・・

心が完全に病んでしまいました。
しかも、これでもかってほど運が悪くなりました。

ちょっと、占い師的な発言をすると「運」ってやつの8割ぐらいは「自分らしく生きているか」が重要なです。


この世界に「正しい方法」なんて無いんですよ。
あるのは、誰かが「できた方法」でしかありません。

そしてそれはその「誰か」には合っているだけで、「あなた」に合ってるとは限りません。
この合ってる合ってないの部分が素質で大きく左右されます。


僕の場合は、その「誰か」に合ってる事だけど自分にとっては全く合ってないのに、無理にやっちゃったから心が病んでしまって、自分らしくなくなってるから運も悪くなりまくったってことです。

別に良いじゃないですか過去を考えても・・・

自然にそうしちゃうんだからそれで良いでしょ。


なぜ、自分の特性を最初からダメなものと決めつけて修正しようとさせるんでしょうね?
良いとか悪いとかでなくて、そうなんだから上手く使えば良いだけです。

今の時代は「多様性」とか言いながら、多くのこういう事を言う人は「自分の正しさ」に当てはまるものは「多様」で、当てはまらないと「間違い」って言い出すんですよ。

それは多様性とは対局の考え方ですよね。


これを書いている人がこんな事を書いているんですよ。
『「問題が起きた原因を考えずに、目的思考で考えても成長しないのではないか?」と考えていた。しかし、まずは目的論で思考し、気持ちを切り替えてから原因を探るほうが効果的だ』

目的論ってのが未来思考で「成功するにはどうしたら」って方です。

「目的論で思考し、気持ちを切り替えて」

ここですよね~問題は。

だから、できないって言ってるんですよ。

無理にすると心がすごい苦しいんです。

だから、良いんですよ。過去に思考してもね。
その使い方の問題なんですよ。

言い換えればここで言われているように「目的論」に切り替えれば全てが上手くいかっていうとそうでも無いんですね。

だって重要なのは、どっちをやるかではなくてその使い方の方なんですよ。

どうやら、この人生ってクソゲーは与えられた装備とパラメーターの特性をいかにうまく使いこなすかってのが攻略法で、パラメータの違う他のキャラの真似をしてもダメなんです。

こういう事を書いている人でこんな話を書いている人がいました。

「昨日、薄着で出かけたから風邪をひいた」

これに対して目的論で考えるってのは、風邪を治すにはって考えるから「病院に行く」って事になるんだそうです。

確かに、正しいですね~

そして薬で治って元気になったら、また薄着で出かけて風邪をひくんですね笑
大丈夫ですよ~病院に行けば薬がもらえますからね~

ただの、あんぽんたんじゃないですか笑

実際、素質で言う未来思考の強いタイプの人って思慮が浅い人が多くて同じような失敗をくり返している人が多いんですよ。

でも、その失敗の瞬間は前向きに動きますから、周りからは上手くいってるように見えるんですが、全体をよく見ると似たような失敗の繰り返しだったりします。

風邪をひいた原因である薄着で出かけたことを改善しない限りはこの話は延々と終わりません。

たぶん、これらを書いている人はこう反論するでしょうね。

「未来に風邪をひかないように考えればいい」

確かにそうですよ。

でも、それを考えるには「薄着で出かけてしまった」って事を考えないと行けないし、
「なぜ寒いのに薄着で出かけてしまったのか」も考えなければ解決しません。

自分の過去の行動や考えを考察しなければ、未来への必要な答えなんて出ないんじゃないですかね?

そしてこれは、「どちらが正しい」って話はなくて、「どっちから思考するのか」って自分の持って生まれた特性の問題です。

「使い方」だって言いましたよね。

過去に対して考える人ってネガテイブなんですよ。
それ自体は問題では無いんですが、そのタイプの人の多くは思考がぐるぐる堂々巡りをして立ち止まってしまうことなんです。

だから、考えても答えのでないことなのか、考えたり調べれば答えや可能性がわかることなのかの区別をしないといけないんです。

これができないと、過去のタイプの人はぐるぐるしだして苦しくなっちゃいます。

苦しいから「できる。大丈夫」って考えたら楽そうだ~ってこの手の話に飛びついて、結局はうまくいかずにもっと苦しくなってる人をいっぱい見てきました。

このぐるぐるで苦しくならないお話を詳しく以前のブログで書いていますので読んでみてください。
https://ameblo.jp/getlabo/entry-12680965458.html

自分が自然と過去のことを考えるなら、そこを上手く使いこなせばよいだけで。
そしてそこで考察したことや考える過程で得た知識を、未来の行動に使えば良いだけです。

そうやって、起きたことや過去の事を考え続けるのを「心理的反芻」って言います。

「反芻」って消化を助けるために牛とかがやる行為です。

心理的反芻をするってのは「人生」の消化を助けているんですよ。

そして未来思考しかし無い人は人生の「消化不良」を起こしている事がとっても多いんです。

実際に素質的に未来思考が強くてポジテイブなタイプの人が、人生をうまくいってる場合は素質にはない「反芻」の思考を見つけていたりします。

自然と過去を考えてしまう人は「反芻」の時に何を考えるべきかをよく選んで、過去を反芻してみてください。

自分の持って生まれた素質を知ることで、人間関係が楽になったり生きやすくなったりするパーソナル心理学に興味がある人はこちらのブログも読んでみて下さい。
こちらでは、自分や知り合いがフィックスなのかフレックスかわかります。
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それではこれで終わります。

 

 

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