前回は「投影」ってお話を書きました。
今回は「自分の真逆の存在」ってお話です。
「真逆」って書きましたがそんなに明確じゃないのかもしれません。
めんどうな人間関係の相手って、ようは「嫌い」だったり「許せない」んですよね。
まあ、「苦手」とかって場合もありますが、ようするにその相手の行動や言動、考え方が変だったり間違ってたり悪かったりするんですよね~
でもそれは「自分」って基準から見ての話でしかないんです。
こう書くと、「いいや、あいつは間違ってる」って言う人がいると思います。
確かにそういう人は多くの人から見ても「間違ってる」存在なんでしょう。
ただ、その「間違い」も多くの人が一緒に生きていく上でのルールとか常識って言うものから見たらの話です。
そしてそれは「絶対的な正義」でも「絶対的な正しさ」でもないんです。この世界にはそんな物は存在しません。それは常に「何か」とか「誰か」からみた「相対的」なものでしかないんです。
う~ん。これは文字にし表現するのは難しいですね。
例えるなら、この世界にあなたしか存在しなかったら「何をしても」それは「正しい」でも「間違い」でも「正義」でも「悪」でもないでしょ。
こんな、大げさな話じゃなくても僕が今まで聞いてきた「あの人が~」って誰かのことを「間違ってる」とか「おかしい」とかって言ってる人の話は「その人から見たら」の話でしかないんです。
「見方を」変えたり「立場」を変えればその相手も「それもあり」だったりするんですよ。
そう思えない理由の多くに「知識」の問題もあるんです。
例えば、 僕の所にセッションに来る人で5分前ならまだ良いんですが10分とか15分前に来る人がいるんですね。
これは、「遅れる」のは良くない事で「早くくる」のは良い事って「正しさ」があるからで「早い」って事をあまり気に留めないのです。
そしてそんな人は遅れてくる人を「嫌い」だったりします。
確かにある一面から見たら「正しい」です。
この前、TVでこんな事やっていました。京都では誰かの家に行く時には少し遅れて行くのがマナーなんだそうです。
理由は、相手がおもてなしの準備をするるのに早く行ったら準備が間に合わないからだそうです(外とかでの待ち合わせは少し早く行くんだそうです)
僕の場合で行ったら準備もですが、「前のお客さん」が居る可能性がありますよね。
立場が変われば「正しさ」が変わるんです。これが「外国」と比べたりしたらもっと「正しさ」がかわります。
人間関係の相談で来れれた人の、「めんどうな相手」にしてもこの立場の違いと僕のパーソナル心理学での「素質の違い」で「なぜあなたから見たらめんどうなのか」って説明できちゃうんです。
ところが、そうやって素質の違いでの相手の「正しさ」の違いを説明すると、それが素質からくる行動だと理解した上で「それっておかしくない」とか「うわ!めんどくさいやつ」とか「駄目なやつ」とか言い出す人がいるんですね。
こういう人はここでも「自分の素質が正しい」から抜け出せないです。
その「駄目なやつ」って言った相手と同じ素質の人はいくらでもいるのですから、その人達からしたらそう言ってるこの人が「正しくない」って事になっちゃいます。
違いを言われて「なるほど~そう考えるんだ」って違いを理解して「正しさ」が一つじゃない事を理解する人は人間関係の悩みが減って行くんですが、上で書いたようにそれでも「自分の正しさ」でしか考えれない人はいつまでたっても人間関係で悩んでいます。
自分の正しさはそれでかまわないんですよ。ただそれを人に向けると問題なんです。
それは行動に移しても移さなくてもです。
誰かのことを「嫌い」とか「間違い」って言ってる人って四六時中その人の考えてたり、その人の話をしてたり(あいつは間違ってるとか)するんです。
しかも、その相手の事をよく知ってたりするんですよ~本質的な意味じゃないですよ。
「あいつはここでもこんなことをしてる」とか「あいついはこの人にもこんなことを言った」とか。
まるで、愛しい片思いの人の事みたいに(笑)
今日はここまでにします。また次回~
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