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シリーズでやってる、この言葉をつかちゃダメって話について僕のパーソナル心理学的にお話していきましょう。

今回のお話は(特に5番目)子育てでよく出てくるお話です。そして素質によっての違いが大きく出る内容でもあるんですね。

今回は2つ分をいきます。

まずはネットで出ている「子供に使ってはいけない10の言葉」ではこう言ってます。

4.「いい加減に止めないと、○○だよ!」

子どもを脅しても良いことはほとんどありません。第1にあなたはそのことで、子どもに絶対身につけて欲しくないスキル自体を教えています。
つまり、相手が望まないときでも欲しいものを得るために暴力や悪知恵を使えばいいということです。
そして第2に、怒りにかられて罰を持ち出したものの、それをあくまで貫くか従わなければ引き下がって結局あなたの脅しは無意味なものだと子どもに教えることになるという、
困った立場に自分を置いてしまっているのです。いずれにしても、あなたは望んだ結果を得られず、子どもとのつながりにダメージを与えてしまいます。

脅そうとする衝動を抑えるのは難しいですが、気持ちを共有し、別のもっと適切なことに目を向けさせるといいでしょう。
「弟を叩いてはいけません。怪我したら大変でしょ。仕返しされて今度はあなたが叩かれるかもしれないし。何かを叩きたくなったら、枕とかソファーとかベッドなら叩いてもいいよ」と話してみましょう。より安全で子どもが自分の感情を表現できる他の手段を提供することで、振る舞いに明確な線引きをしつつ子どもの感情もきちんと認めることになります。
こうすることで、より優れた自制心と精神的な安定を育てられるのです。


5.「もし○○したら、○○をあげるよ」

モノで子どもを釣るのは有害です。
それは、純粋に安らぎや調和のために協力したいという思いを邪魔する場合と同じくらいひどいものです。
この手の取り引きは歯止めが効かなくなる可能性があり、あまり頻繁に使っていると、
こんな風に後で泣きを見ることになります:「イヤだ! レゴを買ってくれなきゃ部屋の片づけはしない!」

代わりに、「片づけのお手伝いをしてくれてどうもありがとう!」と言ってみましょう。
心からの感謝の気持ちを伝えると、子どもたちはみずからもっと手伝おうという気になるものです。
もし子どもがだんだんと手伝わなくなってきたら以前手伝ってくれたことを思い出させましょう。
「数カ月前、ごみ出しを手伝ってくれたこと覚えてる? あの時はとっても助かったのよ。ありがとう!」と語りかけ、お手伝いをすることは楽しくて本質的にやりがいのあることなのだと、子ども自身に気づかせましょう。


なんだそうです。

まず、4に関してですがね。パーソナル心理学的とは違うのですが、脅したり怒ったりするやり方っていうのは「コーチング」で考えると最も「手抜きした」やり方なんだそうです。

その理由は、相手の個性を見極めずに従わせる方法だからです。
逆に相手の個性を見極めるのはかなり大変な作業なんですね。そしてそれに合わせた対応が必要になりますが、その時に自分とは違う基準や正義を理解しないといけないんですね。

まさに今回お話してる事ですよね。

ということは・・・・・
この「子供に使ってはいけない10の言葉」って「使ってはいけない」って脅して「この10の考えが正しいんだ」って子供の個性を見極めずに従わせてるような・・・(笑)

4に関してのパーソナル心理学的な検証なんですがね。

まずはこの正解の方の言い方ですがね~Aベクトルには長過ぎます(笑)

これを書いた人の素質がよくわかりますよ。5の内容ももろに出てますが明らかにフィックスのHベクトルが書いてますね^^

Hベクトルの人は説明したがるんですよ。それは「なんで、どうして」が重要だからです。

人は自分のしゃべり方と他人のしゃべり方は同じだと思っていますがこれが大きな間違い。大まかに分けて3種類のしゃべり方のパターンがあるんです。

そして自分のしゃべり方はイコール聞き方でもあるんですね。なので相手も同じパターンんで聞くと思い込んでいますが当然違います。

そんな中で一番コミニュケーションギャップを起こすのがH→Aへの会話なんです。

Aベクトルの人は話をイメージで察して聞きます。そのイメージによって話の内容が変わってしまうんですね。

説明文が長いとイメージしにくくなります。この話には「弟を叩くな」「怪我をしたら大変」「仕返しされて叩かれるかもしれない」「物なら叩いても良い」っていろいろな話が詰め込まれてます。

これだと、なんの話をされてるか全体がイメージ出来ないんですよ。

するとどうなるかって言うと、自分が「ピン」ときた部分しか聞いていません。

だから「ものは叩いてもいいんだ!!」って家中の物を叩いて壊します(笑)

一番肝心な「弟を叩くな」って事が伝わらず、さらに肝心な人を叩くとその人が「痛い」って事も伝わりません。

メールで違う話題を2つ以上入れると、その一つにしか返事してこない人がいませんか?

これに「そうそう、いる~」って思った人は、あなたはフィックスで相手はAベクトルです(笑)


Aベクトルの人って言うのは自分がイメージ出来たことしか理解しないんですよ。

逆に言うと「自分のイメージ」でないとダメなんですよ。だから説明すればするほどそれは「説明してる人のイメージ」になっちゃうからピンとこなくなるんです。

特にHの人は説明が詳しければわかってくれると思ってるんで、余計にわからなくなるんです。

Aの人にピンと来ない話をすると、それは頭に入ってませんからね。

この場合は「痛いだろう!そんなことしたら!」って言う方がわかります。

一番よいのはその子が痛い思いをした時の話を出すんですよ。

「○○(子供の名前)が机で頭ぶつけた時みたいになるぞ!」


「内容が違う」って思っちゃうのは論理思考のフィックスですね^^
内容はどうでもよいんですよ。その子が「痛いこと」ってイメージが出来て、自分の行動でそれと同じ痛みが弟にも起こるってイメージさせればね。


もう一つEベクトルの人だと、「自分の問題」でないといけないんですよ。
Eベクトルは強い自分軸です。

すると「怪我したらたいへんでしょ」はいまいち響きません。「怪我したらあなたが悲しいでしょ」でないと、そのことによって自分にはどういう影響があるのかが重要なんですよ。

それが5の話で大きく問題になります。

「物で釣ったらいけません」

Eベクトルは自分にとってどうなのかが重要なんですよ。そしてリアリストで結果主義です。

「片づけのお手伝いをしてくれてどうもありがとう!」

これを言われて嫌ではないと思おいます。しかし、これではモチベーションにはなりません。

以前、あるお母さんが子育ての本を持ってきたんです。それには成績や評価で明確にお小遣いの金額を決めてやった子が、世界的な音楽家になったって教育方法が出ていました。

この本の子はEベクトルだろうな~って思ったら巻末に生年月日が載ってました。

やはりEベクトル。しかも「自分の損得」とかがハッキリとした形ですぐに出ないといけないタイプです。だからぴったしハマったんですね。

すると、この「子供に使ってはいけない~」ってやつを信じてこの子を育ててたら、この子は世界的な音楽家にはなってないかもしれないって事ですよね~


長くなったので次回に続きます~

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