JUGEMテーマ：人生論
さっきmixiでニュース記事を見てそのコメントにちょっと笑ってしまいました
どんなニュースの記事かというと「ストレスを大きくする人、小さくする人」みたいな記事で「こんな人はストレスを多く受ける、こんな人は少ない」みたいに箇条書きしてあったのです。
そして括りに「幸福か不幸かはその人の心の中次第」みたいにかいてありました。
その記事に対して読んだ人が「できたら苦労しねーよ！」と一言コメントが
ネガティブな発言ですが「もっとも」な発言にちょっとわらってしまったのです
もう少し詳しくなぜ可笑しかったかと言うと～
この記事では「ストレスを大きくする人」はこんな事やあんな事やそんな事をする傾向があるんで「止めよう」と心がけましょう。「ストレスを小さく出来る人」はこんな事やあんな事やそんな事を「努力」しています。
と書いてあるのですが～この「ストレスを大きくする人」の項目の中に「『～しなくちゃ』「～ねばならない』の口グセが多い人」ってあるんですよ～なんか「矛盾」してません
「止めようと心がけましょう」「努力しています」・・・・これ自体が「～ねばならない」になるのでは？？
そう思って読んでいたので「できたら苦労しねーよ！」がツボに入ってしまったのです
そうなんです
世の中に一杯ある「成功法則」「幸せの法則」的な本ってこの「できたら苦労しねーよ！」って言葉がよく当てはまるんです。
いやいや、勘違いしないでくださいね
「この手の本」に書いてある事が「間違ってる」なんて言ってませんよ
偉い先生や成功者、スピリチュアルカウンセラーets...の人達が書いているのですから「方法」は合ってますし間違ってもいませんよ。
ただね～「方法論」の前に「その『方法論』を出来る状態にする方法」が抜けているんです
こういった本を書いているような人達ってナチュラルにこの状態になっちゃてる人が多いから気が付かないのかわからないのか・・・・普通に歩ける人に「歩き方を説明しろ」って言っているような事なのかもしれませんね～
例えばこんな話。
走り方をいろいろな人に習って自分なりに考えて、練習して努力をして100メートル走で10秒を切った人が「歩けない人に走り方を教えてる」みたいな感じです
いくらその方法を説明されて実行しようとしても「走れない」のです。そして「歩き方」は説明できないのです。
昔、ある仕事の関係で出会った人に大成功者がいました。月収は1000万円以上で都心に豪邸を建ててTVにも紹介されるような人でした。
この人は自分の成功の方法をいろいろな人に教えていて「心理学」「精神世界」などもかなり深く習得されていたので、当時の僕はこの人の考え方をかなり参考にしていました。
「歩き方が説明できる人」だと・・・
しかしある対談のなかでこんな事を言われたのです。
「月収が確実に100万円もらえるとわかっていれば、1日に100件や200件の飛び込み営業やアポイント取りは誰にだってやるよね～やらない人なんていないでしょ～」
この人がこの時に言いたかったのは「やれば確実に大きな収入が入ってくる事があってもやらない人は『収入が確実に入る』事を理解していないからだ」って事でだから「なぜ収入になるかを勉強しろ」って言いたかったようです。
ん
「そうか
」
少なくても僕はいくら「確実」ってわかってもやらないぞ～いや「やりたくない」
べつに「お金はいらない」とかではなくて「そんなことを1ヶ月もしたら確実に病みます」（僕はね）
まだ22～23歳の頃に少しの間、不動産の営業をやっていたのですが、若すぎて知り合いにはお客になりそうな人がいなく（売買専門だったので）同業者の名簿を上から順番に「なにか仕事をもらえないか？」と「テレアポ」をさせられた事があったんです。この不動産屋は地元ではけっこう有名な所だったので「ガチャギリ」されたり「無下に扱われる事」はなかったのですが、途中で「胃」が痛くなってきましたからね～
もちろん「平気」な人もいるでしょうしある程度やれば「慣れる」事もあるでしょう。
でもその話の後にいろいろな人に質問してみたんです。そうするとほとんどの人が「やりたくない」と答たんです。
やっぱりこの人も「歩き方」を説明は出来ないのだと理解してその時からなんです。
「成功の～」「幸せに～」みたいな本や話になにか「抜けている」って感じ始めたのは
実は「やらない」のではなくて「やれない」のです。ただ当時の僕は「やれない」理由を説明できなかったので「やらない言い訳」として周りからは非難されましたし「やれない」人にアドバイスも出来ませんでした。
では何故に「やれない」のかですが～今日はこの辺で
やれない理由のヒントは冒頭に書いてる「～ねばならない」にあるんです
では次回「やれない」理由を書きます。
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