「がん」
ここ数日
テレビでにわかに話題になってますね
タレントさんや女子アナさんが
「がん」で他界されたとか
乳房摘出を受けたとか
いずれも
若くして「がん」を発症されたようで
大変だとは思うのだが
でも
そこはTVタレント
少しでも話題になって
TV番組に呼んでもらったり
闘病記なんか出版して稼いで
治療費に充てようとか
そういうこと考えているんじゃないか
うがった見方だろうけど
そんな風に見える
ゲテ
ひねくれ者です
よく健康番組なんかで
「生還した」
として病気経験したタレントが
闘病経験を話しておられる
「もう少しで死ぬとこだった」
なんて
なんだかうれしそうに語っているの見て
複雑な気分になる
ゲテ
1型糖尿病だ
強化インスリン治療で
1日4本のインスリン注射を自分で行う
極力
隠さず
職場でも普通にシャツめくって
腹に注射を打つ
見せられた方は
溜まったもんじゃないかもしれないが
隠さないようにしている
得に
「病気自慢」
「不幸自慢」
するつもりもないし
コソコソ隠れて
注射打つのも違うように思う
聞かれたら
ちゃんと説明しようと思っている
が
内心はやはり怖い
病気を知らない人から
偏見持たれているんじゃないか
アイツに仕事任せて大丈夫か
糖尿病に
「1型」と
「2型」が
あるとも知らない人が多いのも事実だ
このところ
風邪で体調が不安定だけど
仕事を休むと
「持病があるから」
と思われるのが悔しいので
極力休まないようにはしている
ま
休んじゃったけどね
ほほほほ
芸能人なら
言いにくい病気でも
「同じ病気の人に勇気を」
なんて美談にできるのだろうけど
一般の生活を送っている者にすれば
病気を告白するのは
ホントに怖いことだ
できれば
誰にも知られず治療したいのが
人情だ
どうか
こういう事を
美談にだけはしないでもらいたい
こういう病気治療って
ドロ臭い話の筈で
いい話にはなりえない
いつのころからだろうか
闘病を
いい話に仕立てて
感動のストーリーに変えるようになったの
実際
病気になって病室の天井見て
何日も過ごして
働けなくなって
収入もなくて
入院費やら治療費の心配したり
暗い
陰気臭い話にしかなりえないと
思うのだが
TVはそういうトコは取り上げず
いい話だけすくい取る
しばらく
TVのこの話題の扱いには
要注意だ
美談にしたらアカン
じゃまた