嫌な天気でしたねぇ
早朝からカミナリがゴロゴロ
その後も
昼間なのに
薄暗い日差しが続いて
で
時折ザーって
降り出したり
外出しようも
面倒になっちゃって
部屋と玄関を行ったりきたり
結局
どこにも行かず
TV見て
寝てゴロゴロ
で
TVで思い出したのだが
先週の土曜日の話
土曜日の午後のTVって
なんとかサスペンスの再放送を
よくやっているのだが
そこで
「広域警察」
という
サスペンスドラマをやっていて
たまたま見ていたのだが
これがねぇ・・・
高橋克典主演の2時間ドラマで
今はパート3ぐらいまで作られている
シリーズらしい
内容はというと
子供が誘拐され
それを救出するがその事件の背景に
別の事件が絡んでいて・・・
という二転三転する話なのだが
その子供っていうのが
ゲテと同じ
「Ⅰ型糖尿病」っていう設定で
早く救出してインスリンを使わなければ
命に関わる・・・
同じ病気の者として
もう見てられなくてさ
随分前のアメリカ映画で
「パニック・ルーム」
という
ジョディー・フォスター主演のサスペンス映画が
あって
シングル・マザーの女流ベストセラー作家が
高級一軒家を買って移り住むが
強盗に押し入られ
非常時の非難用の小部屋”パニック・ルーム”に
逃げ込むが
強盗が引き上げず
家に居座ったため
出られなくなる
でその娘がⅠ型という設定で
重度の低血糖に陥り
口からアワ吹いて痙攣を起こす・・・
っていうのがあって
さすがにゲテ
正視できず
とはいえ
映画ファンとして
映画館出るのもくやしいので
下向いていたが
さて
こういうのどうなんだろう
一時
TVドラマや映画で
「難病もの」が流行った
いろんな聞いたこともないような
難病が次ぎから次ぎに登場し
ドラマに描きこまれていた
実際
そういう病気の人がいる
ドラマの演出に
ある種の”小道具”として
病気を使われるのはね
なんとも嫌なもんだ
描いているのがちゃんと
病気のことを正確に伝えておれば
いいのだが
なんか勝手な解釈をされて
ドラマの展開にあうように
ありえない病状になっていたりさ
今回見た
サスペンスドラマも
インスリンばかり強調していたが
Ⅰ型の場合
低血糖も危険で
常に血糖値の計測が必要なのだが
そういうのは一切描かれず
ただ
「注射が必要」
というところだけが
ハラハラドキドキの演出に利用されていた
おそらく
脚本家とか演出家は
大してこの病気に関し
特に感心も興味もないんだろうが
あんまり
いい加減な事は
しないでもらいたいもんだ
ちょっとね
こういう病気の者は
理解して欲しいとまでは思ってないが
とはいえ誤解されて認識されるのは辛い
やるならやるで
ちゃーんとリサーチしてからに
してほしいもんだわ
まぁ
エンターティメントの
単なる設定だから
それでいいのかもね
釈然とはしませんが・・・
じゃまた