昨夜のことなんですがね
台風も過ぎた夜20:30ぐらいか
表の通りで
ドン!
って言う音が
表の通りっていうのは
県道でね
国道と国道の抜け道になっていて
もう深夜でもけっこう途切れなく
クルマが走る道でね
クルマが途切れるのは明け方4時前後ぐらいだけ
5時になると
また交通量が増えだす
ゲテが子供のころは
今ほどマイカーの所有率も低く
クルマのないお宅なんてザラにあった時代
したがって交通量も少なくて
昼間でもその道で友達とキャッチボールしてた
いまでは
2~3分は待たないと
横断もできない
さて
前置きが長くなったが
ドン!って音がして
ゲテ
ちょっと2階の窓から覗いてみた
台風は過ぎたといっても
まだ少し雨も残っている頃だ
暗くてよく見えないが
道の真ん中に何かいるようだ
大型の懐中電灯で
照らしてみると
あああ
・・・野良猫だ
撥ねられてる
とりあえず
クルマに気をつけて
見に行ってみると
野良猫が
轢かれてグッタリしている
死んでるようだ
お腹がヒクヒクしていない
父親もやってきて
二人でどうしようかと相談
とりあえず路肩に寄せておかないと
2次3次で轢かれると
もうグチャグチャになってしまう
ゲテ
軍手を装着
父親に傘をかけてもらって
遺体のシッポと首のあたりを掴んで
ガードレールの下まで動かしてあげた
まだちょいと暖かかった
いや
野良猫とはいえ
遺体を見るのはかわいそうだ
先日ゲテと睨みあいをした野郎とは
違う個体
しかし
撥ねたのはどんな奴か
ゲテは室内にいたので
音しか聞いていないのだ
クルマの音からしてトラックか
四駆のでっかいやつ
要は
ディーゼル系のエンジン音だ
ドン!って
ぶつかってしばらく
徐行して
そこからまた加速して
走り去ったようだ
音からしてかなりスピードが出ていた
ゲテちゃんちはね
その県道のゆるいゆるい坂道の途中にあってね
坂の傾斜が平坦になりかけるあたりにある
マニュアル車ならギアチェンジするあたり
上り坂をアクセル踏んで
ガーッて登ってきて
坂の傾斜がゆるくなって
ギアを変えるあたり
そのため
エンジン音が一旦止まり
ギアが変わってまたエンジン音が響きだす
だから
音だけで大体の見当はつくのだ
おそらく4トン車だな
野良猫が飛び出して除けきれずに
ぶつかったんだろう
さて
ご遺体
役場で処理してもらえるようで
今朝すぐ電話を入れて
10:30ぐらいに回収に来て
もらった
しかし
まぁ
深夜となると
こうも運転が荒っぽくなるのか
いろいろ言い訳はできるのだろうが
生き物
死なせたことには変わりはない
放置するとはけしからん
なんでゲテんちが
そいつの後始末せにゃイカンのだ
「ふざけんなコノヤロウ!バカヤロウ!」(アウトレイジ・ビヨンド風)
じゃまた