いい天気でしたね
ゲテ
本日もおでかけ
「どんづるぼう」
に行って来ました
どんづるぼう
どんづる、どんづる、どんづる
どんづるぼう
・・・なんのこっちゃ
漢字で書くと
「屯鶴峰」
奈良の地図でいうと
青い四角のあたり
大阪との県境です
左上の赤い四角
右下の四角は「当麻寺」で
後述します
さて
どんづる峰ですが
こういうとこです
すごいとこでしょ
一面真っ白な石灰岩
ほほほほ
よその星にやってきたみたいです~
ここの由来を
上の写真、奥に見える二つコブの山
「二上山」(にじょうざん)といいまして
太古の昔、火山でした
もちろん今は死火山で活動はないですが
大昔の噴火でこのあたりに
大量の火山灰が降り注ぎ
堆積したもの
それが地震などで隆起沈降をくりかえし
風雨で削り取られ
今の姿になったという
この景色を遠方から見ると
鶴が羽を休めてたむろしているように見えるそうで
鶴が屯(たむろ)してるように見える峰
で
「屯鶴峰」だそうです
断崖
ゲテの足
足がすくむわ~
子供の頃は
地元の子供会などでよく遊びにきてました
が
ご覧の通り非常に危険な場所でもありまして
最近は子供は来なくなってるのかなぁ
今日も実はゲテ
一人だったのでございます
ここにたった一人です
動画です
でね
ここに
世界大戦中に防空壕が掘られ
今も残っているのだそうで
ゲテ
場所がわからず
結局いけませんでした
2ヵ所あるそうで
1ヵ所は京都大学の地震研究所が
地震の研究に使用しているようで
もう1ヵ所も崩落の危険があるとのことです
最高峰154mです
このあたりに石切り場の遺跡があります
ここで切り出された石が
奈良の古墳に使用されているんだそうです
サヌカイトも取れるようです
古代人が石器として使用した石です
ここは「奈良県指定天然記念物」です
いや
奈良はお寺や鹿だけじゃないですよー
ここはとにかく交通の便が悪い
すぐ横を近鉄南大阪線が走っているのですが
・・・駅が遠い
ゲテもハリケーン号できました
さて
さて
ここから南に下りまして
二上山です
この横を通って
「当麻寺」(たいまでら)に向かいます
「当麻」と書いて「たいま」
山門です
入ってすぐ「鐘楼」です
正面が本堂
来週14日に供養会があるらしく
廊舞台が組まれておりました
本堂
本堂からの廊舞台
当麻寺とえいば「中将姫」(ちゅうじょうひめ)
藤原鎌足の一族で
美人で聡明な女性だった
そういう人ってネタまれるんよねぇ
継母に虐められ
挙句の果てにその継母は
家臣に命じて殺害させる
が
一心にお経を念じる中将姫を見て
殺害を命じられた家臣も不憫に思い
殺害したことにして
逃亡させる
が
後に発見され
連れ戻されるが
尼となってこの寺に入ることを決意
29歳で仏様に連れられ
生きたまま
あの世に行かれたという
伝説です
中将姫といえば
・・・中将湯
津村順天堂(現・ツムラ)の婦人薬です
あの中将湯のマーク
これが
中将姫です
逃亡先で
中将姫の世話をしたのが
津村順天堂の創業者の先祖だったという
婦人病で悩んでいた
中将姫が飲んでいた漢方薬を
世話になったお礼に
教わったという
そう
ツムラの創業者は奈良の人です
さーて
さて
お寺の話はここまで
このお寺ね
こんなこと言っちゃなんですが
・・・あんまり面白くないのだ
ふふふふ
ここの見所は
なんといっても
参道です
もうゲテ
涙出そうなくらい懐かしい風景でねぇ~
ゲテの母親の郷が香川県の琴平
「こんぴら山」の麓でね
家の前が参道で
ゲテが子供の頃
昭和40年半ばぐらいの風景にソックリなんですよ
奥に見えるのが山門
防火用水なのか生活用水なのか
玄関先に水桶があるお宅
いや
このお宅なんかもう
親戚のおばさんちそっくり
コンクリートなんてひいてなくて
土そのまま
おみやげ屋さん
石の橋
いや~
ここ何度きてもいいです
申し訳ないが
お寺までが楽しいとこです
はははは
じゃまた