ニューヨークのテロの跡地
”グラウンド・ゼロ”って
今あんな風になってるんだ
でっかい井戸みたいに
掘られてて水が流れてる
縁の部分には犠牲者の
お名前が刻印されてる
あれ
もう10年も前なんだ
ゲテは以前にも書いたかもしれないが
お風呂に入ろうとしてた
当時ＮＨＫは22時台にもニュース番組があって
そこで冒頭から煙を上げるＷＴＣが映っていた
なんのナレーションもなくただＷＴＣのビルが映っていた
おそらくＮＨＫは混乱してたんだろう
映像だけだった
ゲテ
下着類をタンスから出してお風呂に
向かって歩き出した時
ＷＴＣビルの奥から
もう一機の飛行機が見えて
ドーーーン！って
激突した
ああああああ！
父親と二人で声上げたよ
最初は事故だと思って見ていたが
「・・・事故じゃないな、テロだ」
お風呂に入って
出てすぐ自室のＴＶに
じゃ
もう片方のビルが崩れるところだった
わああああああ！
・・・・・・
衝撃だったなぁ
さらに
もう一棟も崩落
・・・・大変なことになった
奈良でのんびり暮らしていたゲテでも
そう思ったなぁ
さて
そのテロ事件を描いた
映画がたくさん作られた
中でもゲテ
これが名作だと思っている
「ユナイテッド９３」
２００６年に作られた映画だ
あの事件
４機の飛行機がハイジャックされた
うち
２機はＷＴＣビル
１機は国防総省に激突
残りの１機は畑に墜落した
この映画は
その畑に墜落した飛行機
ユナイテッド航空９３便
の物語
とにかく生存者は誰もいないので
推測でしかないのだ
だが乗員乗客が機内電話や携帯電話で
遺族とのやり取りがあった
監督は遺族一人一人に
映画化の許可を得ると同時に
当時電話でどういう会話をしたのかを聴取
そこから機内で何が起こったのかを再構築
あるアテンダントの遺族の証言で
「乗客が操縦席に殴り込む相談をしている」
との話を聞きだす
乗客名簿には
元パイロットって人と元空港管制官って人がいた
どうやら乗客たちが一致団結して
テロリストと戦おうとしていた
電話でのやり取りで
この機がホワイトハウスに体当たりを計画してる
との情報を得たからだ
地上で墜落の様子を目撃した人がいて
飛行機は上下逆になって墜落したそうだ
背面飛行していたという
操縦席でテロリストと揉み合い
操縦桿の奪い合いの攻防で
バランスを崩し背面になって墜落したのではないか
という推理で映画は製作された
もうラストは
ほんとに緊張で体がこわばるぐらい
実はゲテこの映画
映画館で３回見た
ラストは前の席の背もたれを
ぐぅ～って掴んでいた
さらにＤＶＤを購入
もう何度も見ているが
さすがにラストはもう・・・・
悲しい結末ではあるが
なぜか勇気を感じる
感銘を受けた映画です
さっきまでＤＶＤで見てました
未見の方は是非
じゃまた