足速に向かう明日が来ないこと願ってた。

「なんだか、貴方がわからない」と言われ、「俺もわからない」。



言い訳も出来なくなってた。











今日はいよいよ昨日もったいぶらした答えの話。


前回までのあらすじ。
暗号は英文を表していることがわかった。
コード(換字式暗号)であることがわかった。

私がパトリオットであることがわかった。



最後のは冗談です。


さて、英文を暗号化したコードとは実は業界ではポピュラーです。

ポーの『黄金虫』もそうでした。
さらにヒントのコナン・ドイルもこの英文換字式暗号を題材にした『踊る人形』を書いています。

これも含めてヒントだったわけです。



ではもう一度暗号文を。

いはろに よほど はへちろ ろぬりるぬにへをろが をはろ りるわほだだりそぬろ, いはへをろちろれ れろるへりにだ, はほいろちろれ りるわれほそへそぬろ, るどだを そろ をはろ われどをは.


まずは文字の出現率を考えましょう。
英語というのはアルファベットの出現率に差がありますから。

QやXが極端に少なく、Eが極端に多いといった具合に。

暗号文の内出現率が最も高いのは「ろ」。
2番目に多い「を」と「は」に比べて圧倒的に多いことから「ろ」=Eと考えていいでしょう。



続いて注目するのはEである「ろ」をふくむ「をはろ」。
文中に2度登場します。

末尾にEを含む3文字の単語で、頻度が高いものは?

「THE」ですね。

これも仮定の域を出ませんが、とりあえずそうだと決め付けて先に進みましょう。


次に見るべきは「はへちろ」の4文字。
「は」はHですから、HではじまりEで終わる4文字の単語を考えましょう。

すぐに思い付くのは「HAVE」です。
Aにあたる「へ」の出現率が比較的高いことからもなかなか信憑性があるとおもいます。



次は「いはへをろちろれ」と「はほいろちろれ」。
「ろちろれ」の部分が共通しています。
わかっている文字をあてると「EVE*」。
さらに単語の後ろに付随している事をふまえるとEVERだと考えられます。

すると「いはへをろちろれ」は「*HATEVER」。
「い」はWでしょう。


では最初の単語は「WHE*」。
「に」はNと考えられます。




と言った具合に進めると、全部の文字を置換しなくとも文が見えてきます。


When you have eliminated the impossible,whatever remains however improbable,must be the truth.
(あり得ない物をすべて取り除いた時、そこに残った物がたとえ信じられなくとも、それが真実である。)


これが答え。
コナン・ドイルが生んだ名探偵・シャーロック・ホームズの言葉です。

ここでもヒントが活きるわけです。



解けたかな名探偵君?


Good night and have a nice dream!
やっと出来上がってた等身大のパズルは心臓部分のピースだけが抜け落ちていた。











今日は先週出した暗号の答え。

見てない人は先にそっちを見てください。





いはろに よほど はへちろ ろぬりるぬにへをろが をはろ りるわほだだりそぬろ, いはへをろちろれ れろるへりにだ, はほいろちろれ りるわれほそへそぬろ, るどだを そろ をはろ われどをは.


これが件の暗号文。
一見すると複雑ですが、その筋の人から見れば単純極まる物です。


まず、こいつの答えが何語(どんな文字)で表されるのかを探る必要があります。
日本語なのか、英語なのか、フランス語なのか、ドイツ語なのか、ロシア語なのか、あるいは数字なのか。

そのヒントは文中にあります。
あの日の私の文章には違和感を感じる点がいくつかありました。
例えば数字。
年代に強いこだわりのある私が実在の出来事を年代を伏せて紹介する事は不可解です。
これは数字を文章中に残さないためと考えられます。

それが暗号に数字が関係ない事を表すのか、あるいはその逆で答えである数字から目を反らすためかはここでは判断しかねますがね。

あとは日本の話。
パトリオットの私が日本の話を出さないのも若干違和感があります。
日本にも暗号はありますし、暗号を題材にした推理小説はあります。

これも故意に避けたと考えましょう。



続いて暗号本文について。
文字こそ日本語ですが、所々にスペースが入っていたり、コンマがあったり、文末がピリオドだったり日本語の文にしては妙です。



ここまででこの暗号が日本語でないことは凡そわかりました。

では何語か?

英語です。
ヒントに出したコナン・ドイルはもちろん、文中に出てくる人名はイギリス人かアメリカ人。
両国に共通する言語は英語です。


ここまでが非常に難しい。
それなりにヒントは出したつもりでしたがどうでしょう?




後は簡単です。
暗号が日本語で平文が英語なので「文字をいくつか前後に動かす」みたいなタイプの奴は作れません。
こういうタイプの奴はサイファーといいます。


文もでたらめな文字の羅列で意味は感じません。

ですから、こいつは単純に「文字を別の文字に置き換える」タイプと考えましょう。
これをコードといいます。


これがコードで、かつ英文なら後は猿でも解けるはず。




とりあえずここまで種明かしして、あともう少し自分で考えてみますか?


Good night and have a nice dream!
レモンバームとはシソ科の多年草。
レモンのような芳香がありハーブティーなどに利用される。




花言葉は「思いやり」。











今日も星座の話。

今日はしし座です。
ししとは獅子、ライオンのこと。

てんびん座が比較的新しい星座であることとは対照的に、しし座はかなり古くからある星座です。

古代バビロニアや古代エジプトではライオンは王位の象徴とされ、しし座は王の星と扱われてきました。


打って変わって、ギリシアではネメアの怪物をかたどった星座とされました。

ネメアの谷に住む化け獅子として勇者ヘラクレスに退治されたライオンです。


国が違うだけで扱いが正反対です。




しし座の最輝星は一等星のレグルス。

二等星のデネボラはスピカ、アルクトゥルスと共に春の大三角形を形成する星です。
しし座を見つけたら一緒に春の大三角形も観測してみてください。


Good night and have a nice dream!