夏時間とCTと血液検査 | げたおの病気のブログ

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アメリカで病気なおじさん
2019年8月直腸がん発覚
2019年9月-12月放射線治療と抗がん剤治療
2020年1月大腸がん手術
2020年2月-5月抗がん剤
2021年8月肺転移発覚
2021年10月肺部分切除
2021年12月-2022年2月抗がん剤治療
2023年3月肝転移発覚←今ココ

忙しいです。

先週日曜日の深夜、月曜の早朝の便で極寒の地を後にしました。 火曜日のCTの為です。ここは、雨。雨の街。深夜1時半出発、朝6時着だったので、ほぼ寝る事ができずに月曜を過ごし、火曜日10時に採血、ポートを開けたまま造影剤を飲みながらCTを待ち、ポートからさらに造影剤を入れてCTを撮りました。

 

血液の結果は、CEAも含め、翌日までには出ましたが、CTのレポートが出ません。 CEAは1.2で安定してましたので、そこは安心でしたが、肝臓の値が突然上がってます。特に、ALTが今まで20前後で安定していたのが、突然42まで上がっています。

実は、1ヶ月くらい前から、酒を呑みたいとあまり思わなくなってます。飲んでも、うま〜、とあまり感じません。肝臓が心配でした。そして正常値で安定していたグルコースも突然130まで上がってました。

 

血球値が低めなのはもう仕方ないことらしいですが、明らかに何かが起きてます。

 

主治医のディール先生との面談を翌日金曜日に控えた木曜の午後、CTのレポートが出ました。転移、再発の疑いはありませんでした。嬉しいです!うんと嬉しいです!!

でも、一言、脂肪肝。 んっと、今までも、脂肪が多い、とは書いてありましたが、「脂肪肝」と断言された文字はありませんでした。これは、どれくらいの危機感を持てばよいのでしょう?

さらに、老化による背骨と両股関節、仙骨の退化、と、あります。もともと腰が弱いので背骨は認識してましたが、股関節は初めてです。 こ、これが還暦なのか!?と、若干落ち込みながら金曜にになり、ディール先生と会いました。

 

なんか、先生はお気楽モードで、アラスカの話や、次の3ヶ月の予定などを混ぜながら、問題なさそうだね、と落ち着きそうだったので、肝臓がちょっと心配です、と言ったところ、脂肪は今までもそうだったじゃん、だそうです。 でも、ALTとかASTとかガッツリ上がってるのが心配です、と言ったところ、まだ両方正常値内だからヘーキヘーキ、ちょっと酒控えな、だそうです。

あと、この股関節辺りの老化の件はどう思います?と聞いたら、老化は仕方ないじゃん?特に痛みとかある?そうなら人工関節入れるしか無いけど、どう?だそうです。 全く自覚症状はないので、イヤイヤ、そういうことではないですが、最近股割りとか頑張ってるんで、それがかえっていけないのかな、と思いまして、と言ったら、ストレッチはいいよ!もっとやんな、だそうです。

先生は癌でなければ興味無いのかもしれません

 

最後の手術から一年、今まで通り、今後も3ヶ月毎のモニターを続けていきましょう、と、まとめが入ったところで、結果的には癌はない、ということで、気が楽になっていた私は、もう治った気がします、と言ったら先生は意外と真面目な顔をして、何年かかけて、それを証明して行きましょう、と言って握手して部屋を出て行きました。

先生、イケメンです。

 

そして今日日曜早朝、夏時間になりました。 午前2時がすっ飛ばされて3時になりました。 毎年今日は1時間損をして、寝不足になります。

 

妻はアラスカから持ってきた洗濯物やら片付けで超忙しそうです。私も忙しいフリをしてます。

 

今アメリカの大都市は壊れかけています。コロナから貧富の差がさらに大きくなり、私たちはお金がないのだから、人のものを奪う権利がある、と開き直り、左翼の人道家たちは犯罪を起こす人たちに必要なのは、警察ではなく、コンサルティング、とか気が触れたような事を言い出して、警察の予算をカットし、さらにパトカーの追跡は関係ない人たちを巻き込む事故を起こすから危ないから禁止、とか、言い出して、犯罪し放題です。捕まっても、刑務所も裁判所も人手不足で、逮捕者がすぐ出てきます。

こういうときの弱者は、アジア人だったり、特に女子供だったりです。

なのでCTまでの間の3ヶ月、なるべくアメリカの大都市は避けて過ごしています。


今週火曜日、ここを出ます。用意で大忙しで、妻が鬼の形相ですので、機嫌を損ねない様過ごしてます。 早く機嫌良くなってほしいです。