GET LOST! -17ページ目

うふふ

いやーラルク素敵だなぁ!


夜寝る前に、大音量でイヤホンでラルクを聞きながら眠りにつくんですよ。

寝てる間も聞きっぱなしだから、電気代の無駄っていえば無駄なんですけど、案外ぐっすり寝てても音楽って聴けるもんなんですよ。

もう目覚めたときの幸福感と言ったら無いね!

ふっと眠りから醒めて、優しく窓からもれる朝日と耳元で流れる美しい音色!

ハイドさんのややハスキーな低音、旋律の基礎をまるで流れるように弾くテッちゃんのベース、軽快に域を広げていく歌うようなケンちゃんのギター、力強くちょっとイカレタ感じのあるアグレッシブなサクラさんのドラムや、メトロノームよりも正確な前に出過ぎない控えめなユッキーのドラム。

どんだけラルク好きやねんって話ですけどね。


でも平日にはできないんですよねぇ残念ながら。

なぜかって?目覚まし時計のアラームを聞き逃すからですよ。

「GOTH リストカット事件」 乙一

今回紹介する本は、乙一さんの作品です。
乙一
GOTH―リストカット事件

私は単行本ではなく、「夜の章」と「僕の章」に分かれた文庫本を読んだのですが、非常に面白かったです。
「夜の章」を友人に借りたのですが、彼女は「グロいだけだよ」と言っていたので、始めは怖いもの見たさで読み始めたのですが、読み返しているうちに話がだんだんと見えてくる・・・。


躊躇いも無く、ただ溢れる興味だけで人を殺せる主人公と、世の中の残酷さを知りたがる少女、夜。
物語を通して読むと、どうやら主人公は夜のように思われてなりませんでした。
視点は名前の分からない主人公になっていて、やや焦点をずらした状態で物語が進行していきます。


夜の本当の心の中、主人公の本当の心の中、似たもの同士であるはずの二人、しかし本質の温度差が非常に大きいことに、衝撃を受けます。


グロテスクな話が苦手な方は、嫌悪されるかもしれませんが、非常によくできた物語です。


私は最近知ったのですが、コミックも大岩ケンヂ様の絵で出されているそうですよ。

「娼年」 石田衣良

読書コーナーです。私の読んだ本で、オススメなのを紹介していきたいと思います


石田 衣良
娼年

なんとも切ない気持ちになった作品でした。
もう何度も何度も読み返したのですが、主人公の、クールなようで本当はものすごく寂しい心が新鮮でした。
タイトルから、やらしいイメージを受ける方も居るかもしれませんが、大人子供関係なく読める作品です。
むしろ、若い人が読むほうが、いいだろうと思っています。