お久しぶりです、ガラスの腰のオヤジです。
現在、入院手術待ち状態です(;^_^A
さて・・本題ですが、今年に入ってフロントガラスの酸ヤケ事案の相談が相次いでおります。
フロントガラスに車用酸性クリーナーで汚れを取ろうとしたところ、フロントガラスが白濁してビックリして水で洗い流したが白濁したままとなり、さらにカーシャンプーなどの洗剤で洗っても白濁は取れない。
業者に相談したところ、特殊な研磨をしないと駄目だといった具合らしい。
相談者さんから写真を送って貰って拝見させて貰ったところ・・
酸ヤケは酸ヤケなんですが・・・・・・・・・・・
ガラス本体の酸ヤケではないですね(;^_^A
単にフロントガラスの油膜や撥水コートに酸性クリーナーが反応して膜が白濁しただけなので、特に本格的なガラス研磨は必要ありません。
ちなみにカーシャンプーなどの洗剤を使うと尚更取れにくくなりますので水洗いで大丈夫です。
白濁した膜は油膜落としの要領で十分です。
ただ、手掛けでは大変かもしれません(;^_^A
まぁ・・・確かに酸性クリーナー掛けていきなり白濁したらびっくりしますよね(;^_^A
まぁ・・・業者さんによってですが・・中には理屈を理解してないで状況の見極めが出来なくて大げさに本格的な研磨がと言う人もいます(;^_^A
酸ヤケ酸ヤケという言葉をよく耳にはするんですが・・・・
ガラスは酸性よりもアルカリ性に弱いので(;^_^A気を付けるべきはアルカリ性なんですよ。
そもそも、一般的に手に入る車用酸性クリーナーはガラスを即時に白濁させたり爛れるような強烈なものはありません。
ただし・・・ホームクリーニング用の洗剤等は論外です。
絶対に車には使用しないでください。