今回のベンツは、生産されてからの年数を考えれば経年劣化という感じです。
使用方法に問題があったのかな?とオーナーさんも気にしておられましたが、全くそんなことはありません。
北海道の過酷な冬もあるので痛みも早く、ガラスは黙っていても加水分解するので必ず劣化はしますし、ワイパーも使えば傷が入るものです。
特に外車のガラスは、軟らかく傷が付きやすいのです。
これは、外車を乗っている方の宿命的なものです。
施工後の状態です。
今回、深い傷に対しては強度的な事を考えて無理に研磨は行いませんでした。
無理に削るとその部分だけ強度が落ちることで走行中に割れが生じる危険性、これから冬に入ることもあって気温での収縮を考慮しての判断です。
ただ、深い傷に対して目立たない角度でカットしておりますので目立たなく仕上げました。
今回は、ワイパー傷の除去のご依頼でしたが・・・・・
当方の気が済まないこともあって特定産業でしか取り扱っていない光学レンズ用研磨剤でガラスチューニング施工を行いました。
安全を考慮すると仕方のない所なんですが・・どうも・・・残った深い傷が気の毒で・・(;^_^A
ガラス表面の艶光沢を更に出すための光学磨きをサービスさせていただきました。
カメラレンズと同様な艶と光沢。