今日は、中京競馬場で春の短距離王決定戦「第51回・高松宮記念」が行われます。
シルクロードSを勝ったシヴァージやオーシャンSを勝ったコントラチェックは出走しませんが、今年もなかなかの好メンバーが揃いました。
◎ ⑯ レシステンシア
○ ⑩ ラウダシオン
▲ ④ モズスーパーフレア
△ ⑭ ダノンスマッシュ
△ ⑮ マルターズディオサ
△ ③ ライトオンキュー
△ ⑨ インディチャンプ
このレースに直結しやすいステップレースの阪急杯を1分19秒2という驚異的なレコードで勝ったレシステンシアが本命。
2歳時に阪神JFを1分32秒7というレコードで勝って以来、勝ち星から遠ざかっていましたが、前走で1年2ヵ月ぶりの白星を挙げて復活を果たしたし、桜花賞で2着、NHKマイルCでも2着と世代上位の能力を発揮してきました。
今回は初めてとなる6ハロン戦も、その非凡なスピードから距離短縮は歓迎でしかないし、好位からの抜け出しを期待したいところです。
当日に雨が降って馬場が渋ったとしても道悪に強いダイワメジャー産駒だから何ら問題はないし、実際に重馬場だった桜花賞でも三冠牝馬デアリングタクトの2着と好走しているので大丈夫でしょう。
1週前には栗東坂路で4ハロン50秒3-36秒6-11秒7という好時計を叩きだしており、状態面もかなり良さそうです。
主戦の北村友一騎手がドバイ遠征のため、浜中騎手がテン乗りとなりますが、外枠から積極的な競馬をすれば2つ目のGⅠタイトル奪取が見えてきます。
対抗はそのレシステンシアにNHKマイルカップで勝っているラウダシオンを推したいし、マイルのGⅠだった朝日杯8着、マイルCS15着以外は全て複勝圏と短距離戦ではまだそこを見せていないのが魅力。
不良馬場だったもみじステークスを勝つなど道悪での実績も強調材料だし、上位争いに顔を出してきそうです。
去年の高松宮記念では繰り上がりながらもGⅠ初制覇を飾ったモズスーパーフレアは近走の内容こそ不満も、最終追い切りで栗東坂路4ハロン49秒1という猛時計を出しているし、調教の動きが実戦に結び付くタイプだけに注意が必要。
香港で悲願のGⅠ初制覇を飾ったダノンスマッシュは帰国初戦で前哨戦を使っていないのがどうかと高松宮記念との相性があまり良くないのが気になって評価を少し下げました。
前走の内容が悪くなかったマルターズディオサとライトオンキュー、初めての1200メートルに対応できるか微妙なインディチャンプまで押さえておきたいところです!