いよいよ今週から秋のGⅠシリーズが開幕して、明日は中山競馬場で「第54回・スプリンターズステークス」が開催されます。
引き続き無観客競馬での開催となりますが、最速王決定戦は今年も激戦となること間違いありません。
◎ ⑩ グランアレグリア
○ ② モズスーパーフレア
▲ ⑨ ダイアトニック
△ ③ ダノンスマッシュ
△ ⑬ レッドアンシェル
△ ⑦ ミスターメロディ
△ ⑭ エイティーンガール
去年の桜花賞、そしてアーモンドアイを破った今年の安田記念とマイルGⅠを2勝しているグランアレグリアがスプリントGⅠでも断然の主役。
初めての1200メートル戦だった高松宮記念でも直線で猛然と追い込んで際どい勝負に持ち込んでいるし、折り合いを気にする必要がないこの距離は歓迎。
超ハイレベルだった安田記念を制したことからも現役の短距離馬では最強とも言える存在だし、鞍上が去年のスプリンターズSをタワーオブロンドンで勝っているルメールに戻るのもプラス。
休み明けも全く苦にしないタイプで、ディープインパクト産駒で初となるスプリントGⅠ制覇へ向けて、万全の態勢が整いました。
春の高松宮記念では2位入線ながら繰り上がりでGⅠ制覇を果たしたモズスーパーフレアは圧倒的なスピードを生かしてどこまで粘り込めるか。
前走の北九州記念では休み明けでプラス12㌔という余裕残しの馬体でトップハンデの56.5㌔を背負いながらも2着に食い込む上々の内容だったし、久々を叩いて型通り良化。
最終追い切りでは栗東販路を50.8という時計で駆け上がってスプリントGⅠ春秋制覇を虎視眈々と狙っているし、今回は強力な同型も不在で絶好の内枠も引けて逃げ切る可能性も十分ありそう。
函館スプリントSを快勝したダイアトニックは前走、キーンランドカップで15着と大敗してしまいましたが、敗因は明確で道悪馬場に泣かされてのものだし、良馬場の今回は反撃。
重賞6勝という実績を誇るダノンスマッシュはGⅠになるとワンパンチ足りない感は否めないものの、去年のこのレースで3着と好走しているし、上位争いは確実。
北九州記念を快勝したレッドアンシェル、去年の高松宮記念覇者のミスターメロディ、キーンランドカップ勝ち馬のエイティーンガールまで押さえておきたいところです！