球団史上初の連覇を果たしてから一夜が明けましたが、ようやく実感が湧いてきましたね。
8月3日の時点では最大10ゲーム差あったのを2ヶ月半でひっくり返しての奇跡の大逆転優勝が完結しました。
正直、諦めかけた時もありましたが、選手のみんなを信じて最後まで応援してきた甲斐がありましたね。
この日も3点を先行される苦しい展開ながら、4番のブランコに起死回生の同点3ランが飛び出して同点に追いつくと、自慢の強力リリーフ陣が踏ん張って執念の継投で引き分けに持ち込みました。
胴上げ投手は浅尾でしたが、プロ野球3位タイの79試合に登板して、この日も去年の5月29日以来となる2回1/3を投げたタフネス右腕が最後のマウンドに立っているピッチャーに相応しかったということですよね。
連覇に王手をかけてから3日連続で足踏みして苦しみましたが、その分だけ喜びも大きいです。
落合監督が就任した2004年、いきなりリーグ優勝を果たしました。
それから8年間で優勝4度、日本一が1度と常勝軍団を築き上げてきた落合監督。
我々に、勝つことの喜びを教えてくれたのが落合監督でしたね。
今季限りで退任する最後の年も優勝して、有終の美を飾ることができました。
これからV3、V4と黄金時代に突入していこうかという時に退任してしまうのは残念ですが、まだ落合監督にはやり残したことがあります。
去年、あと一歩のところで手に入らなかった日本シリーズのチャンピオンフラッグ。
第一章は完結しましたが、まだ最初の関門を越えというだけであって、あと二つの山を登らなくてはならないんです。
まずはクライマックスシリーズ、ヤクルトなのか巨人なのか相手は分かりませんが、セ・リーグの覇者として絶対に負ける訳にはいきません。
悲願の完全制覇に向けて、さらに結束して去年の悔しさを晴らしましょう!
