楽天 000 000 100 1
中日 000 000 13X 4
(楽) 田中、●金炳賢-嶋
(中) 中田賢、ソト、○平井、S岩瀬-谷繁、前田
本塁打
(中) 森野1号2ラン(金炳賢)
今日は、今回の震災により甚大な被害を受けた楽天とのチャリティーマッチが行われて、ナゴヤドームには17909人の観衆を集めました。
結果はドラゴンズが4-1での勝利となりましたが、これからいろいろと大変なことがあると思うので、対戦相手にもエールを送りたいですね。
さて、予定通りならばちょうど今から一週間後の来週25日にはセ・リーグが開幕しているわけですが、そのマウンドに上がっているのは誰かというのは最大の関心事。
そういう意味では、今日の試合で6回途中までを無失点に抑えた中田賢が開幕投手を務める可能性が高くなったと見てもいいでしょうね。
オープン戦では3試合に先発して自責点がわずか1、防御率0.54という好成績を残した背番号20が自身初となる大役へ最右翼の位置にいるのは間違いありません。
吉見とチェンが故障中という状況で、開幕投手争いをしていたのはこの中田賢の他にはネルソンと山井がいました。
しかし、その山井までも右肘に張りを訴えて開幕が絶望的になってしまったのだから、残された候補は中田賢かネルソンのみでしょう。
本当なら、左ピッチャーもその中に入れて相手をかく乱させたかったところなんですが、先発できるサウスポーとなると少し力が落ちてしまうんですよね。
なので、自分の中での開幕投手予想は本命が中田賢で対抗はネルソンといったところでしょうか。
今日は5回2/3を投げて77球で降板しているので、中6日で開幕戦のマウンドに上がっているというのが普通の考え方ですが、落合監督にそのような平凡な発想が通じるとも限りませんからね。
投手陣に関しては、故障者が続出しながらも選手層は厚いからやりくりができそうなので、あんまり心配はしていません。
その一方で、不安材料が数え切れないぐらい山ほどあるのが打線の相変わらずの低調ぶりなんですよね。
今日も、楽天先発の田中の前に5回途中までは出塁すら許してもらえずに、手も足も出ない状態が続きました。
6回までに2安打に封じ込められて無得点となりましたが、ピッチャーが2番手の金炳賢に代わった途端に打ち込んだんですよね。
相手が超一流のピッチャーの時は全く攻略の糸口を掴めずに、格下のピッチャーがマウンドに上がってから当たりを取り戻すパターンが非常に多いドラゴンズ打線。
でも、それでは開幕戦の相手ピッチャーが球界のエース・前田健なのだから得点することができないのは目に見えています。
今日の試合で金炳賢からライトスタンドにホームランを放った森野はオープン戦、好調だったので今シーズンもクリーンナップ頼みになるんでしょうかね。
ドラゴンズは東日本大震災の影響でオープン戦が4試合が中止になって、他球団同様に準備不足が懸念されますが、セ・リーグは予定通りに開幕すると決まったのだから、それに向けて心身ともに調整していくしかありません。
ファンの立場としても、プロ野球をやると決まったのだから応援をボイコットするわけにはいかないし、いつもと変わらずに声援を送るというスタンスは貫こうと思います。
それから、計画停電の対象となっている関東エリアでのナイター開催の是非についてが議論されていますね。
ドーム球場では、電力の使用量も屋外球場に比べて圧倒的に多いし、東京ドームは本来であれば避難所として利用しなければならない場所だと思っているので、今は使わない方がいいんじゃないでしょうか。
代替開催地が簡単に見つかるわけがないというのも承知していますが、今のこの状況を考えたら反発を受けるのは必至ですね。
ドラゴンズは、開幕6カード目に組まれている横浜スタジアムでの横浜戦までは関東遠征はないので、直接的な影響は無いとは思います。
それでも、同じドーム球場を本拠地にしている球団としては早急に何か節電対策を講じないといけませんね。
何とか、その時までには今よりも状況が収束の方向に向かっていることを祈りたいと切実に思います!