仕事と家庭と体調と ① | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

ブログに来ていただきありがとうございます照れ

 

 

さて、コメントやメッセージでご質問やご意見等いただきますが

 

病気を抱えながら働く、病気を抱えながら子育てをするってどうなのはてなマークということにつながるご質問を多くいただきます。

 

なので、どれくらいのシリーズになるか分かりませんが、思いつくことを書いてみたいと思います。

 

 

まずは全体を通してですが、仕事も家庭も、自分の体のこともとても大切です。

 

でも限られた体力、不安定な体調ではいつも同じペースでこなすことはなかなかできません。

 

そして各立場(仕事、家庭、自分の体)において

 

1:やらなければならないこと

 

2:やりたいこと

 

というのものがあります。

 

さらに1と2には緊急のものと緊急でないものとがあります。なので、物事はおおきく分けて4つになります。

 

それらをまず分類分けするところから始まるのですが、役割が3つあっても私は1人しかいません。

 

【やらなければならない】という案件については、自分以外の人ができることかもしれません。

 

家庭なら家事とかですかね。自分ですることもできますが、時間や余裕がなければ家族に頼ったり

 

経済的な条件が許せばお金で解決するのも一つだと思います。

 

【やりたいこと】というのは基本的には自分にしかできないことなので自分でしますが

 

こちらは緊急度の高いことは少ないように思います。

 

 

次に考えるべきは優先順位ということになります。

 

私の場合であれば、仕事・母親・自分自身という3つですね。

 

ここが多分ポイントで、みなさんここを無意識に固定してしまっているのではないかと思います。

 

それはこうありたい!という理想像があってのことで素晴らしいことではあると思うのですが

 

そういうことは元気になってからするべきであって、今はその段階にないと自分では思っています真顔

 

私の場合は体調のいいときは【子供→仕事→自分】がベースです。

 

仕事が忙しい時や職場で困っている人がいればもちろん仕事の優先順位を上げて

 

子供との時間を削って残業するという選択もします。これは支えてくれる家族あってのことですが

 

だからこそ、家族には毎日感謝してますしそれ相応の役割も私は負っています。

 

体調が崩れ気味の時は、あえて自分を最優先に持ってきます。子供よりです。

 

それ以上悪くさせないために、子供を守るために自分のケアを優先させます。

 

きっと多くの方は真面目で(環境的に難しいということもあるかもしれませんが)

 

自分ベースに物事を考えることに慣れていないのだと思います。

 

ちょっとはわがままになってもいいんじゃないかな??と思ったりしますが

 

理想の●●という概念に取りつかれてしまってるように固定概念化されてしまっている感じです。

 

これは病気のあるなしにかかわらずだと思いますが。

 

 

私の場合、今の役割を担うようになった時にはすでに病気だったのであきらめがつきやすいのだと思います。

 

もともと担っていた役割に対しては自負もあるでしょうし、なかなか思い切りが付かない

 

それこそ喪失感の一つといえると思います。

 

 

もちろん、私だってもっと素敵なお母さんになりたかったですよニヤニヤ

 

それこそ私の母は家事もテキパキこなすし、裁縫も料理もうまいし子供の面倒を見るのもうまい。

 

まぁ、私にとってはとてもいい母ですし母という役割に関して言えば目標そのものですね。

 

じゃあ今の私はと言えば、笑っちゃうほど程遠いです。

 

もちろんあきらめているわけではないのですが、明らかには見ていると思います。

 

今の私にはここまでが限界だと。

 

だからできないことを無意識に責めることはやめました。

 

できていることに目を向けて評価するほうがよっぽどいいと思います。

 

 

これを【自分に甘い】ととらえる方もいらっしゃると思うのですが、あえてそうしています。

 

ここで厳しくしても意味がないからです。

 

ここで厳しくすることで自己肯定感を自分でなくすことになってしまいます。

 

それは負のスパイラル一直線の構図の始まりにすぎません。

 

できない自分も受け入れて、それでいいと納得できることが自己肯定感につながります。

 

だからこそ、娘が私よりも祖母である私の母になついていても仕方がないと思いますし

 

それで私がダメな母親だともあまり思いません。

 

娘は私のことが大好きですし、祖母よりも母がいいという時ももちろんあります。

 

(そもそも24時間一緒にいる祖母より数時間しか一緒にいない私が好かれるのは難しい・・・)

 

娘は大きくなって2歳過ぎからはママが1番になりましたし、別に間違ってなかったのかなと今のところ思います。

 

 

理想の●●に固執しないことで優先順位をフリーにできているのだと思います。

 

確固たる理想の姿があると、そこに執着することで優先順位下げられなくなるのではないかと思うんですね。

 

私も母としてこうでなければならない!!みたいなものを持っていたら

 

子供の優先順位を自分より下げることはなかなか抵抗があってできないと思います。

 

子供を大切に思ってないから子供の優先順位を下げるのではなくて、

 

子供を思うが故の優先順位なのでとても大切な選択だと思います。

 

もちろん理想像はありますが、こうでなければダメ!という固定的なものではないということですねニコニコ

 

 

体調によって優先順位を入れ替えることで、仕事も家庭も体調もある程度のところでキープできていると思います照れ

 

やはり気持ち的に子供を優先しがちですが、ここまでは大丈夫というラインがある程度見えているからだと思います。

 

それは経験というものが教えてくれると思います。

 

試行錯誤して探しいていく。

 

結局はそこにつきるのかなとは思いますが思考が固まってしまっている方はもう少し柔軟にされてもいいのかなと思います。

 

 

さて、だいぶ暖かくなってきましたねニコニコ

 

今日も明日も顔晴りましょう照れ空を見上げて・・・