放映を見て | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

こんにちは。



その後、多くの方が動画を見てくださっているようです。



ありがとうございます((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥ


 




放映の中でいくつか気付いたことがあって、それを言葉に起こしておこうと思いました。



映像だけでは伝わらない私たちの症状を知っていただくためです。




【目がいってる】



これは薬による影響が一番大きいと考えられます。 



痛みの信号で脳が大忙しで、疲れてしまっているとも言えると思いますが



入院前後、国試前後、働き始めてからでだいぶ目の様子が変わっていることと思います。



だいぶ目が座ってしまっていた状態ですね。



薬の効果というべきなのか副作用なのですが 


 


・頭の回転が落ちる



・文章を文字としてしか認識できない



・ろれつが回りにくい



という状態があります。




今の状態と比べると全くの別人のよう。



その当時の記憶がほとんどないのもうなずける様子ですね'`ィ'`ィ(ι´Д`)ノ




こういった症状は、痛くないので寝ている分には問題のないものですが


社会生活を送る上では非常に問題になります。


このような症状のない方もあるでしょうし、出方も様々、困り具合も様々です。



私は国家試験の時も長文を読むのがつらくて・・・



勉強は紙に図などを書いて視覚的に覚える方法や



予備校のビデオ講義で耳とイメージから情報を入れていくという方法で進めました。



今はだいぶよいです。



英語の論文もまた読めるようになりましたし本も読めます。



遅いですけどね( ゚,_¨゚)´,_¨`)゚,_¨゚)´,_¨`) ウムウム






【爪が長い】



おしゃれではありません。



ずぼらでもありません。



爪切りが痛くてなかなかできなかったんです。



私は爪が大きくて厚いので、爪を切るとき結構力がかかるのです。



それが痛くてなかなか爪が切れずにいて伸びちゃったんですね~



今は爪切りは痛くないです。



仕事柄伸ばすこともできないので、いつも短く保たれています。




それとこのとき失われいたのは指先の感覚。



まぁ指先に限ったことではないのですが、痛みだけがバンバンで



あとの感覚がマヒしてしまっていました。



というか、針を刺しても痛くないのでそういう意味では痛覚もマヒ状態。



本当、感覚低下していました。



これは今も徐々に戻ってきているところだと思います。



指先の感覚が鈍いことに気づいてからは



血管の触診の感覚をあげるためにティッシュの下に楊枝を入れて



手で場所を確認するようなリハビリトレーニングを続けました。



今は感覚と言っても得意なものと、まだ苦手なものとがあるかなと思います。



仕事には特に支障は感じていません。





まだまだありますが、全部伝わりきらないことのもどかしさも覚えつつ



痛みだけではなくて様々なことに苦労していることも知っていただければと思います。



これは線維筋痛症に限ったことではなく、どんな病気でもそうだと思うのです。




皆さんの周りの方も、いろいろな症状で困っておられるかもしれません。



優しい言葉をかけて差し上げてくださいね(*´σー`)エヘヘ