薬は役に立つとき | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

前回の線維筋痛症の記事では

薬物療法は無意味なのか?ということを書きました。


私は今は基本的には薬は使っていません。

痛みのコントロールができているし、

多少不便があっても、その不便さは薬では改善されないし

何より思考能力が落ちてしまうからです。←種類によります…


そんな私でも薬を飲むことがあります。

それは【硬直したとき】

まず脱力できないことには筋肉、骨格のバランスはとれません。

自分の中のバランスの軸も失ってしまってるので

頓服で内服することがあります。


私が今の仕事をしていなかったら

もっと体調はいいでしょうね(・_・;

人を持ち上げたり、力がかかることをするために

バランスが不十分な私では上手く保てきれないのです。

あと半年治療が早かったら、

きっと今頃は月1くらいのメンテナンスでもよかったのかも。

でも、休学しない道を選んだのは私だから(´・Д・)」


私は特に決まったリハビリはしていません。

というと語弊があるようなのですが

日常生活の中での動きをリハビリとしているためです。

座り方、立ち方、歩き方、寝方、運転の仕方、呼吸、舌の位置…

全てにおいて、無意識でもできるように定着させる。

脳に叩き込む。


そのために私が必要とする内服は

硬直した場合に脱力させるための手段

ということになります。


痛みは歪みを呼び、歪みは更なる痛みを呼びます。

その痛みが新しい歪みを作りだし、

更なる歪みが別の痛みを生み出します。


このサイクルを止めるために歪みを治しますが

そのためには硬直はまずい(。-_-。)

ということで、早めに少量を内服します。


働き始めてから内服したのは多分、片手で数えられるくらい。

葛根湯より少ないです(´・_・`)


でも、それはある程度は身体のバランスが取れてからのことです。


当たり前だけど、薬って毒です。

できれば飲みたくない。

必要なものは飲まなければなりませんが

いつかはやめられる事が望ましいですよね!


みんながみんなそういうわけじゃないけども

私にとって薬物療法というのは

こういうスタンスであるということです。