経済的に裕福だと,私立医学部をメインにされている人も多いと思います。
「お金がないから国公立しか行けない」,または,「お金がないから医学部にいけない」
などなど,この時期は学力の伸び,模試の結果から迷うでしょう。
経済的な問題は確かに大きいです。しかし,1年浪人するごとに,
医師として働いたときの生涯年収が毎年1100万円(一応平均年収)失われています。
正確には2000万円前後,毎年失っているとも考えられます。
というのも,
全て現役で24歳で卒業した場合,
60歳まで(医師には定年ありませんが分かりやすくするため),36年間です。
1年浪人すると,35年間医師として働けます。
最初のうちの数年間は,ほとんど給料は誤差の範囲です。もちろん,田舎に行けば高いですが。
しかし,36年目や35年目だと,2000万円前後の給与をもらいます。この1年分が大きいのです。
私は,東京の予備校で医学部志望の人には,
「1年浪人すると,生涯賃金で2000万以上失う可能性があるよ」
と言います。
さて,論点がずれてきたので,戻しますが,
再受験の人も経済的な部分がネックになっているかと思います。
奨学金は,医歯学部系は学生支援機構で月14万円まで借りれますが,もちろん,私立なら足りません。
医学部には,自治体の奨学金があります。
多くは,「借りた年数だけその地域で医師として働く」という返済条件です。
給与が下がることもないのです。6年借りたら,6年働けば返済もいりません。
これがおおよそ,月20~30万円です。
6年間20万円と学生支援機構14万円を借りると,2448万円になります。
上位の私立医学部なら,2500万円以下もあります。
私は,学生時も仕事していましたから,私のように学生時代に生活費をバイトや仕事でねん出できれば,
私立の医学部はギリギリ通えるでしょう。
申し訳ありませんが,学力が足りないのは本人の勉強が足りていないので,それは何ともできません。
もちろん,国公立なら6年間で400万円程度あれば,授業料等は足ります。
2448万円は必要ないですね。
私は,自治体の奨学金を借りていませんが,将来的に地域医療をやろうと思っていたので,
今となっては,自治体の奨学金を借りておけばよかったと思っています。
田舎は給与も高いですし,働く場所も確保できますから。
正直,自治体で奨学金を出している所は,医師不足で,おおよそ年収2000万円以上出してくれます。
2000万円だと,手取りは1300万円くらいですが,6年行けば,約8000万円くらいになります。
というわけで,何を言いたかったかというと
医学部は,できる限り早く入学した方が良いということです。
国家試験の制度も変わってきています。
あとの詳細は,各大学HPなどで自分で調べてみてください。大学ごとの奨学金もあるので。
私は責任はとれませんので。